ライアー − ベスト・オブ・ザ・シャーロッツ LIAR -THE BEST OF THE CHARLOTTES
- アーティスト
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シャーロッツCHARLOTTES
- レーベル
- ヴィヴィド・サウンド
- 商品区分
- CD
- 発売日
- 2008/02/13
- 品番
- VSCD8041
- 税込価格
- 3,080円
- シリーズ
- WONDERWALL
- ジャンル
- サブジャンル
- SHOEGAZER
- バーコード
2008年、活動を休止していたマイ・ブラッディ・ヴァレンタインがとうとう動きだす事が決まり、新旧両世代盛り上がりを見せる轟音ギター系インディ・ロックのムーヴメント”シューゲイザー”。そのシューゲイザーを代表するバンドのひとつであるスローダイヴの元ドラマーが在籍していたバンドがこのシャーロッツだ。ジャングリーでノイジーなギターにキュートなガールVoがとても心地良い、なかでも轟音ギター&爆走ドラムの渦に巻き込まれるショッキング・ブルー「Venus」のカバーは、最大の聴き所だ。
楽曲リスト
DISC1
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1. Are You Happy Now?
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2. Cold
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3. Keep Me Down
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4. Stubborn
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5. See The Danger Shine
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6. Everything To Me
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7. In My Hair
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8. Love Happy
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9. Be My Release
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10. Could There Ever Be
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11. Liar
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12. Prayer Song
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13. See Me Feel
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14. By My Side
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15. Mad Girl's Love Song
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16. Beautify
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17. Love In The Emptiness [Alternate Version]
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18. We're Going Wrong
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19. Blue
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20. Venus
Subwayよりリリースされたデビューミニアルバム「Lovehappy」からCherry Redに移籍後にリリースされたフルアルバム「Things Come Apart」までのスタジオ音源ほぼ完全コンプリートな大充実のベスト盤!
1988年に結成されたCHARLOTTESは、当時Creationを筆頭に大展開していたシューゲイザームーヴメントにおいて、BLIND MR.JONESなどと共にまた違ったアプローチでレーベル特有のポップ感を打ち出していたバンドだ。
デビュー当初の彼等の音は、Subway仲間のFLATMATESや初期MY BLOODY VALENTINEを彷彿とさせる''C86''直系なサウンド。
荒れ狂うハッピーノイズのシャワーとそこに乗るパメラのキュートで初々しいヴォーカルが楽曲をポップに彩り、ジャングリーギターの旋律と手数の多いドラムの打ち回しがノイズアノラックと呼びたくなるくらいの疾走力でズバッと突き抜けてゆく2分間のバーストポップになっている。
当時はパメラの艶やかな容姿が手伝って各方面のメディアからも注目され、PRIMITIVESやDARLING BUDSと比較されたり、時にはKYLI MINOGUEも引き合いに出されたりしていた。
その後、以前からのノイジーでポップなボーカルのスタイルを継承しつつも、サウンドはより骨太になり、ローファイだった初期の印象からすると腰の据わった印象を受ける。
特に、SHOCKING BLUEのセクシーでアーシーな名曲「Venus」のナイスカバーは、原曲の持つ味のある空気を見事に昇華して、彼等風のアシッドチェスターな仕上がりになっており、全作品中最もビートに溢れた1曲である。