アイ・ワズ・レイズド・オン・マシュー、マーク、ルーク、ローラ I Was Raised On Matthew, Mark, Luke, Laura

アーティスト
パス/カル
PAS/CAL
レーベル
ヴィヴィド・サウンド
商品区分
CD
発売日
2008/08/13
品番
VSCD9345
税込価格
2,860円
シリーズ
Production Dessinee
ジャンル
サブジャンル
GUITAR POP/SOFT ROCK
バーコード
4540399093451
※ 先頭3桁が「200」の場合は非JANコード(転用不可)
★こんなに素敵で不思議なポップソング、今まで聴いたことナイッ! 神戸・プロダクション・デシネがお届けする、初めてのギターポップ/インディポップ系グループ、PAS/CAL(パス/カル)。一聴でそのセンスの良さが伝わる‘マジカル・ポップ’なメロディ、程よくヒネくれたアレンジ、圧倒的な世界観で描き上げるPAS/CALワールドは、何度聴いても聴き足りない、聴けば聴くほど聴きたくなる、そんな中毒性に溢れた危険な1枚なのです!

楽曲リスト

DISC1

  • 1. The truth behind all the vogues she sold
  • 2. You were too old for me
  • 3. Well we made our way, we amtrakked
  • 4. Summer is almost here
  • 5. The glorious ballad of the ignored
  • 6. Oh honey we're ridiculous
  • 7. Dearest bernard living
  • 8. Little red radio
  • 9. Suite cherry: cherry needs a name
  • 10. Suite cherry: cherry tree
  • 11. Suite cherry: o my cherry
  • 12. Citizens army uniform
  • 13. C.a.u (sans muscle)
  • 14. O honey we’re ridiculous (demo)

■デトロイトが生んだ天才ソングライター、Casimer Pascal率いる大所帯ポップバンド、“PAS/CAL”の衝撃のデビューアルバムが登場。2002年のデビューEPから、6年越しで完成したポップ・オデッセイ『I Raised On Matthew, Mark, Luke, Laura』が、神戸・production dessineeより豪華・紙ジャケット仕様にボーナストラックを加えたスペシャルVer.でリリース決定!

■センス抜群のジャケットに、ビビッと来たなら間違いありません。ブロンズのビーチボーイズ?、デトロイトのジョニー・マー?、あるいは引きこもりがちのセルジュ・ゲンスブール?な、表情豊かなポップ?ロック・サウンドの数々は、曲単位はもちろん、アルバムトータルでのクオリティに、完成度の高さも文句無し。懐古主義に陥らない現在形ソフトロック、あるいは洗練とアイデアを詰め込んだギターポップの未来系、そんな表\\現がポンポンと飛び出すミラクル・ポップ連発の奇跡的な名作です。

■2002年にリリースした、最初の6曲入りCDEP『The Handbag Memories』(大名曲「The Bronze Beached Boys (Come On Let's Go)」収録!)で、既にそのサウンド・スタイルを確立していた彼ら。その後リリースした二枚のCDEPでは、時にはエレクトロニカ的なアプローチも見せつつ、その抜群のセンスを披露して来ましたが、ヴァイナル・フォーマットでのリリースが無かったせいか、日本のギターポップ系リスナーの間では、殆ど知られる事が無かったのです(ただし、自主レーベルからリリースしたワムの「Last Christmas」の名カヴァーを含む、二枚のスプリット12’は、知る人ぞ知る好盤として、コアなファンの間で話題を呼びました)。しかも、デビューから、1stフルアルバムのリリースまで6年かけるバンドなんて、中々居ませんよネ(笑)。

■そんな彼ら(作品のリリース毎にメンバーが増えてて、今作では何と11人がクレジットされてます…)が、満を持してお届けするデビューアルバム『アイ・ワズ・レイズド・オン・マシュー、マーク、ルーク、ローラ』は、簡単に‘USインディポップ’、‘ギターポップ’なんて言葉で簡単に括れるようなクオリティではありません。タダ者では無いPASCAL CASIMERのメロディセンス、彼の澄んだハイトーンヴォイスも良?く伸び、きらびやかなギターサウンドを軸に、ビーチ・ボーイスよろしくなハーモニー、各種鍵盤、ヴァイオリン、時には管楽器も交えたバンドのカラフルな演奏も絶妙で、練り込まれた小気味よい転調を難なく決めて行くアレンジも秀逸な至福の50分を届けてくれます。

■美しいピアノのフレーズが時の流れをあっさりと止めてしまうオープニング曲「the truth behind all the vogues she sold」、アルバム中最もメロディアスな「you were too old for me」は掛け値無しの名曲で、倍速転調で格好良く駆け抜けるアレンジも完璧!爽やかなアコギが疾走するサマーアンセム「summer is almost here」、トリッキーなイントロとは裏腹に、メロウなピアノに乗せてストレートな歌声を披露する「the glorious ballad of the ignored」、王道60sロックな「oh honey we're ridiculous」、彼らのマニアックなポップセンスを象徴する三部組曲「suite cherry」、ラストを豪快に飾る「citizens army uniform」なんて、ギターポップ/パワーポップ・ファンは即死の爆裂疾走ポップチューンで鼻血モノ!!軽?くKOデス!

■この恐るべき才能を、見過ごす事なんて決して出来ません!ギターポップ好きはもちろん、インディポップにソ\\フトロック、チェンバーポップ、60s~70sポップに、UKロック好きなど、ありがちで申し訳ないですが『全てのポップ・ファン』に余裕でオススメ出来てしまう名作です!6年越しの大作である本作が、この先6年間リスナーの頭の中をグルグル駆け巡る事は間違いありません… いや、永遠に巡っちゃうかも…

■14番目のカタログにして、遂に初心へと回帰したプロダクション・デシネの今後のリリースもお見逃し無く!