ザ・ファミリー・アルバム The Family Album
- アーティスト
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ハンクNULL
- レーベル
- ヴィヴィド・サウンド
- 商品区分
- CD
- 発売日
- 2009/08/05
- 品番
- VSCD9357
- 税込価格
- 2,640円
- シリーズ
- Production Dessinee
- ジャンル
- サブジャンル
- Guitar Pop/Swedish
- バーコード
楽曲リスト
DISC1
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1. Cad II
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2. Nobody Else
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3. Superking
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4. Goodbye Levine
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5. Happiness
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6. Family Ok
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7. The Core
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8. Life Isn’t Fair
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9. Off
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10. 29
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11. Stand Up
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12. Use Your Fantasy
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13. Together
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14. Stay (duet with Nina Ramsby)
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15. Table 5 (And Eating Nachos)
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16. World Down
奇跡のCD化!! 伝説のスウェディッシュ・ポップバンド、“レイ・ワンダー”には、続きがあったのです。中心人物(ほぼ全ての楽曲を書き、ヴォーカルを担当)だった、ヘンリック・アンダーソンが、“レイ・ワンダー”の解散後に結成していた4人組・ロックバンド、“ハンク”が残した“幻”のアルバム。噂だけがファンの間で語り継がれていた幻の未発表アルバムが、遂に甦ります。
“ハンク”は、ヘンリック(・アンダーソン = ザ・クラウン)が、“レイ・ワンダー”の活動終了後に結成した4人組のロックバンド。メンバーは、ドラムにFredrik Myhr、キーボードがAndreas Kullberg、ベースがMattias Forsvallと言う編成。より、6~70年代的なロックサウンドを志向したそのソリッドなサウンドは、“レイ・ワンダー”の活動終期に近い感覚ですが、ところどころに“ひねり”を加え、よりソウルフルで逞しいロックを聴かしてくれます。そして何と言っても、ストレートな部分が多い故に、メロディの良さがとにかく際立つのがスゴい!! オープニングを聴いた時点で笑いが止まらない人も居るでしょう。まるで“レイ・ワンダー”の4作目?な、モッドインスト「Cad III」(「The Cad」、「Cad II」は“レイ・ワンダー”のインスト曲)で幕を開ける本作に期待を抱かずには居られません。キャッチーな‘パパパ?’コーラスと疾走するビートが“鬼”格好良い「Nobody else」で本作の評価はほぼ決定しちゃいますが、さらにはドラマチック&ソウルフルな大名曲「Superking」がとにかくスバラシイの一言に尽きる逸品。この曲を聴いた瞬間に、鳥肌が立つと共にリリースが決定しました。繊細なギターフレーズ、どこか物悲しいメロディが駆け抜ける「Goodbye Levine」や、軽妙なオルガンの出だし、どこかヒネた曲調が秀逸な「The Core」、「Use your fantasy」、弦の響きも絶妙の「Happiness」、ジワジワ込み上がる「Together」辺りはまるで“レイ・ワンダー”、イヤ、そのまま進化した“レイ・ワンダー”と言うべきかな。ホントにビックリのクオリティです。そして、痛烈なドラムブレイクがインパクト・大の「Family OK」、メロディアスに聴かせる「Off」や、ラストをメロウに飾るNina Ramsby(“レイ・ワンダー”の頃にも共演しています)とのデュエットで聴かせる極上曲「Stay」など、後の“ザ・クラウン”へと受け継がれる部分も垣間みれるのが嬉しいところです。とまぁ、“レイ・ワンダー”のファンには嬉しいポイント満載ですが、肝心なのはそのクオリティの高さ。当然“レイ・ワンダー”なんて過去のバンドを知らなくても、純粋に“ハンク”と言う、スウェーデンの新人バンドの作品として、素晴らしくクオリティが高いのです。これ大切です。そうでも無ければ、プロダクション・デシネがリリースする事は無かったでしょう…
プロダクション・デシネが4ヶ月に渡ってスポットを当てて来た、“レイ・ワンダー”と言う素晴らしいグループと、その中心をになった“ヘンリック・アンダーソン”と言う人物の軌跡を辿るリリース・プロジェクトの最終章です!! いずれの作品も、プロダクション・デシネのカタログに加える事が出来て、本当に涙が出そうなクオリティばかり。ホントに良い作品は、何度聴いても良い、いつまで経っても良いと思わせてくれる名作揃いです。是非、合わせてお取り扱い頂ければ幸いです!!