イット・ワズ・トゥ・ホット・イン・ゼア IT WAS TOO HOT IN THERE
- アーティスト
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エレガンテ・オーケストラElegante Orchestra
- レーベル
- ヴィヴィド・サウンド
- 商品区分
- CD
- 発売日
- 2010/10/20
- 品番
- VSCD9375
- 税込価格
- 2,530円
- シリーズ
- Production Dessinee
- ジャンル
- バーコード
楽曲リスト
DISC1
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1. South alpha [4:04]
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2. Cattivo is back [4:03]
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3. Deep and Sweet [3:35]
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4. Superlover [4:05]
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5. It was too hot in there [4:09]
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6. Let's do the bombo [3:16]
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7. My wonderful honey bee [3:13]
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8. Seeds of glory [2:24]
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9. Prometeus [4:29]
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10. Do not disturb [4:00]
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11. The fireplace [3:59]
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12. Summer Wind Ft. Alessandro Trovo (Bonus Track)
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13. Prometeus(DZ Rmx) Remixed by Doktor Zoil (Bonus Track)
これ最高!その高揚感溢れるサウンドを耳にした瞬間、誰もがその体と心を揺らさずにはいられない、華麗で優雅でソウルフルなヴィンテージ・ディスコサウンド満載の大傑作。ありそうでありえない、イタリア産現在進行形ダンスミュージックの異端児、”エレガンテ・オーケストラ”の衝撃のデビュー作!国内盤にはボーナス曲としてシナトラでお馴染みの名曲「Summer Wind」の収録が決定!男性Vo. Alessandro TrovoをFt.した唯一のヴォーカルナンバーで、ソウルフルに込み上がる鬼のキラーダンサー!
一聴して驚かされるのは、その圧倒的なまでのサウンドのクオリティ。ベース、ギターにシンセを担当するマルコ・バッティスティーニ、サックス奏者マルコ・プレトラーニの2人を中心に、ゴージャスなストリングス、ホーン、ヴィブラフォン、パーカッションなどを加えた豪華なバンドが奏でるサウンドはまるで、往年のサルソウル・オーケストラが極上のイタリアン・サウンドトラックを奏でているかのよう。快活なパーカッションが走るイントロ、追いかける様にホーンと弦が駆け抜けるオープニングの「サウス・アルファ」を聴けばもう納得でしょう。小気味良いギターのカッティング、ドライヴ感全開のリズムワークも秀逸なM-4、優雅なウワ物の高揚感に踊らされるM-6などのダンスナンバーの爽快感に言葉は要りません。本作の影のハイライトの一つM-2は、まるでデオダートを思わせる、クールな中にも情感豊かな抑揚を感じさせる極上のミディアム・メロウな1曲。歌心すら感じさせます。美しい弦とフルート、エレピが絡むM-7、ピアノがリードするUKソウル的なM-5などもクオリティ高過ぎ。そして、タイトなドラムブレイク入のM-10、重厚な演奏が渋いライブラリー的ファンクM-8、ディスコファンクなM-9などのファンキーサイドも抜かり無し。アルバム通じてコントロールされた構成と、圧倒的な楽曲クオリティが一体になった傑作、それがエレガンテ・オーケストラのデビュー作『イット・ワズ・トゥ・ホット・イン・ゼア』なのです。
ハッキリ言って、これは衝撃的な作品です。往年のディスコミュージックへの愛情に加え、ヨーロッパで評価の進むライブラリーミュージック、そしてもちろんイタリアが生んだ偉大な作家達(彼等がリストに上げた作家は高名なピエロ・ピッチオーニと、なんと弊レーベルからもその作品がリリースされたトニー・デ・ヴィータ)への憧れとリスペクトがギッシリと詰まった、まさしく現在形イタリアン・ディスコの傑作なのです。かと言って、難しいことやマニアックなことは何一つありません、爽快で格好良く、とことんメロディアスな彼等の音楽を楽しめば良いンです!イタリアの気鋭のグラフィックデザイナー、ジャンニ・ロッシ(Paolo ScottiのDeja Vu Recordsのアートワークも、殆どは彼が担当しています)が手掛けたアートワークのインパクトにも注目です!