シュクレ・サレ SUCRE SALE
- アーティスト
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マルク・デシャンNULL
- レーベル
- ヴィヴィド・サウンド
- 商品区分
- CD
- 発売日
- 2010/12/08
- 品番
- VSCD9380
- 税込価格
- 2,750円
- シリーズ
- Production Dessinee
- ジャンル
- サブジャンル
- PIANO TRIO
- バーコード
楽曲リスト
DISC1
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1. Baladadidou
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2. Valse a 3 T.
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3. Crepuscule
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4. Rosalie
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5. Fete galante
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6. Sucre Sale
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7. Robin’s Waltz
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8. Tiare Tahiti
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9. Adeus Melancolie
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10. Mere
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11. Tenue de soiree
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12. Week-end
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13. Crement
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14. Benji’s Theme
甘く儚く、そして切なげに舞い上がるミラクルなメロディの応酬。程よく効かせた仄かな塩味がよりその甘みを増すような、そんなステキなフレンチ・ピアノトリオの名作をお届けします。フランスのコンポーザー/ピアニスト、マルク・デシャンの通算3枚目のアルバム『シュクレ・サレ』(“甘塩っぱい味付け”と言う意味だそうです)がとにかく素晴らしいのです。トリオでの演奏を軸に、デュオ、ソロなど、スタイルに変化を付け、程よく取り入れたラテンやブラジル音楽のエッセンスも本当にセンスが良く、自身が描いた美しいメロディの数々を余すところ無く表現しています。ほんの一聴でそのスゴさが伝わる、感動的な名作です。
全曲自身のオリジナル曲と言う本作は、とにかくそのメロディのステキさに耳を奪われます。甘く切なげでロマンチック、心地良いハーモニーと程よい塩加減もよりメロディを際立たせています。自身のピアノ、ベースにドラム、時折パーカッションを交えて聴かせるサウンドのクオリティの高さも特筆点ですが、程よく添えられるラテン、ブラジル音楽のエッセンスと、素養の高さを感じさせるクラシカルなフィーリングもばっちりマッチしています。どの曲がどうと言うことでは無く“全編”イイ曲だけなのですが、やんわりと何かを宣言するかのような高揚感が心地良いオープニングの「01. Baladadidou」、優雅なワルツの「02. Valse a 3T.」、素晴らしくエレガントで泣ける旋律が美しいラテンジャズ「04. Rosalie」、メランコリックなボサジャズ「09. Adeus melancolie」、ラストを飾る泣きメロのピアノソロ「14. Benji's theme」など、ホントに枚挙に暇が無いのです。
マルク・デシャン (Marc Dechamps)
1957年生まれのフランスのジャズピアニスト、作編曲家。若干6歳でピアノをはじめ、15歳でジャズに目覚める。名門バークリー音大へ留学した後、ピアニストとして数多くのビッグスターと共演し、また作編曲家としては映画やTV番組の音楽やミュージカルを手掛けるなど、多彩な活動を行う。1998年には自身名義の1stアルバム『Baladadidou』をリリース。そして2010年には、待望のピアノトリオ作品『シュクレ・サレ (Sucre Sale)』を完成させた。一聴で聴く者の耳を惹き付ける、美しくロマンチックなメロディラインの素晴らしさ、それを流麗に表現するタッチが彼の真骨頂。
甘く儚く、切なげに舞い上がるミラクルなメロディの応酬。程よく効かせた仄かな塩味がよりその甘みを増すような、フレンチ・ピアノトリオの新たな名作が誕生!それはまるで、あの、ジャン・ピエール・フーケやモニカ・ドミニク、ピエール・カマスをすべてブレンドしたような、美しい作品なのです!