ビュフェ・オテル・ドゥ・ラ・ガール BUFFET HOTEL DE LA GARE
- アーティスト
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レイル・バンドRAIL BAND
- レーベル
- ヴィヴィド・サウンド
- 商品区分
- CD
- 発売日
- 2011/06/15
- 品番
- VSCD9390
- 税込価格
- 2,750円
- シリーズ
- Production Dessinee
- ジャンル
- サブジャンル
- ファンク/レアグルーヴ/アフロ/ワールド
- バーコード
楽曲リスト
DISC1
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1. Diuru Kanh
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2. Marba yassah
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3. Badialan mallet
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4. Sunanh
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5. Dugah
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6. Tidiany Kone
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7. Numu nanthan
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8. Moko diolo
西アフリカの内陸部に位置するマリ共和国が生んだ伝説のジャズ~ファンクバンド、レイル・バンドが1973年に残した幻の傑作『ビュフェ・オテル・ドゥ・ラ・ガール』が、フランスを代表するヴァイナルストア「Super Fly Records」と「production dessinee」の協力で、奇跡の銀盤化。伝統的なマリ~マンディンゴ・サウンドと、1970年代の欧米のファンク~ソウル~ジャズのエッセンスが完璧にマッチしたそのサウンドは唯一無二。圧倒的なグルーヴ感に包まれたキラーチューン「Moko diolo」を筆頭に、全編鳥肌モノの1枚です。中毒性高いです、ご注意下さい。
西アフリカはマリ共和国の首都バマコで1970年に結成された伝説のグループ、その名もレイル・バンドの幻の傑作。当時、マリとセネガルを結んだ鉄道会社がスポンサーだった事からついたニックネームがレイル・バンドだったそうですが、中心人物のジャズマン(サックス)にしてグリオ(=吟遊詩人)、Tidiani Kone(ティジアニ・コネ)が描くサウンドは、トラディショナルなマリの伝統音楽に欧米のジャズ、ファンク、ソウル、R&Bサウンドを融合させた独特のもので、非常に中毒性が高いグルーヴ感に満たされています。そこに彩りを添えるのは、彼がその才能を見いだしたと言われる、西アフリカを代表するシンガーのSalif Keita(サリフ・ケイタ)のヴォーカル。ファンキーでとにかく格好良いの一言です。トレモロギターとサックス、這いつくばるようなベースラインの絡みがいきなり渋すぎる「Diuru Kanh」からスゴいですが、続くサックスがリードするダンサブルなアフロファンク「Marba yassah」、執拗にループするフレーズの猛烈な中毒性が強烈な「Numu nanthan」など、全編に漂う独特のグルーヴ感に酔いしれます。そして、その極みとでも言うべきなのがラストを飾る「Moko diolo」でしょう。中途半端なディープファンクやレアグルーヴの名曲なら、尻尾を巻いて逃げ出しそうな格好良さ。JBばりのリズムセクションが醸し出す、体の芯にまで響くようなファンクネスを満喫出来ます。
以前ご好評頂いたアイランドソウルの秘宝、フランキー・ジバゴ・ヤング『エイジ・オブ・フライング・ハイ』に続く、神戸・プロダクション・デシネと、フランスはパリの気鋭のヴァイナルストア“Superfly Records”との共同リリースです。今作も、CDに関しては現在のところプロダクション・デシネが制作する紙ジャケ仕様のモノだけが世界独占でリリースされる予定です(フランス国内ですら、CDがプレスされる予定は現在ありません)。現状はデジタル配信の予定も無く、CDに関しては日本盤のみと言う何とも嬉しいシチュエイションにもご注目下さい。
レイル・バンド (Rail Band):
西アフリカの内陸部に位置するマリ共和国の首都バマコで、1970年に結成された伝説のグループ。当時、マリとセネガルを結んだ鉄道駅で演奏していた事から、レイル・バンドと呼ばれるようになる。サックス奏者にしてグリオ(=吟遊詩人)、Tidiani Kone(ティジアニ・コネ)を軸に描くそのサウンドは、トラディショナルなマリの伝統音楽に欧米のジャズ、ファンク、ソウル、R&Bサウンドを融合させた独特のもの。さらに、彼がその才能を見いだしたと言われる、西アフリカを代表するシンガーのSalif Keita(サリフ・ケイタ)のヴォーカルが加わる事で、まさしく唯一無二のグルーヴ感を醸し出している。
欧米ではDJ/コレクター人気が異常に高く、そのオリジナル盤は怒レア盤として有名。