ピエール・マイゼロワ PIERRE MAIZEROI (1983)
- アーティスト
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ピエール・マイゼロワPIERRE MAIZEROI
- レーベル
- ヴィヴィド・サウンド
- 商品区分
- CD
- 発売日
- 2011/09/14
- 品番
- VSCD9398
- 税込価格
- 2,860円
- シリーズ
- Production Dessinee
- ジャンル
- サブジャンル
- フリーソウル
- バーコード
楽曲リスト
DISC1
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1. Week-End
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2. Sous Les Tropiques
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3. Pa Oublier Parapluie
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4. La Tendresse
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5. La Fiesta
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6. Le Bon Vieux Temps
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7. Reveil Sonne
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8. A Bientot
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9. Juste Un Moment(Bonus Songs)
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10. Lady Californie(Bonus Songs)
フレンチ・カリビアン~サンバの最高の名曲(最高峰ではなく、“最高”って言い切ってしまってイイでしょう、たぶん。)「Leve Leve」を収録した1979年のアルバム『サルサ』が『プロダクション・デシネ』より(2度も)復刻され、その名を世界中で知られるようになったフランス海外県マルティニーク在住の男性SSW、ピエール・マイゼロワ氏。そんな氏が、1983年に秘かに吹き込んでいた2ndアルバムが本作です。基本的なサウンドは前作を踏襲する軽快なカリビアンですが、歌モノ、特にメロウな歌モノの度数がアップしていて、彼のSSWとしての才能がより際立っています。軽快なカリビアンダンサー「Sous les tropiques」、「Reveil sonne」、などとにかくノリが良くてイイのですが、注目したいのはスロウ&泣きのメロウチューン「La tendresse」、「A bientot」の2曲。心の琴線に触れる泣きのメロディが最高で、ピエール氏のメロディセンスの良さに泣かされる隠れた名曲です。そして極めつけにしてハイライト、この曲だけでも本作を入手する価値がある!と言い切れるのが、前述の「Leve leve」をアーバンに進化させたような極上メロウなナンバー「Week-End」です。あまり使いたい言葉ではないですが、一言でいうなら“キラー”です。サビのラララーコーラスとか、スゴいです…。
1stアルバム『サルサ』のオリジナルのレコードは、究極のレア盤として今ではヨーロッパでも良く知られていますが、それに輪をかけてレアなのが1983年の2ndアルバムである本作『ピエール・マイゼロワ』です。アルバムとしての内容も申し分ないですが、今回はさらにボーナストラックとして、1987年に7”シングルのみで秘かにリリースされていた『Juste un moment』、『Lady Californie』を収録。これがまた、よりアーバン度を増しつつ、しっかりマイゼロワ流のキラキラメロディが満喫出来る極上のブギーで最高です。まさしくフレンチ・カリビアンの最高峰、間違いなく2011年最大のリイシューの一つであると言えるのでは無いでしょうか?どうぞお見逃し無く!
ピエール・マイゼロワ (Pierre Maizeroi):
“熱帯のパリ”として知られる、フランス海外県マルティニーク出身のSSW/マルチプレーヤー。1979年にパリのインディレーベルからリリースしたデビューアルバム『サルサ』(PDCD-013/VSCD-9344)が復刻され、大きな話題を集める。メロディを大切にしたカリビアンサウンドが印象的だが、何と言ってもそこに収録された哀愁のフレンチサンバ最高の一曲と言われる名曲「Leve Leve」が奇跡的。その後にリリースされた幻の2ndアルバム『ピエール・マイゼロワ (1983)』も遂に復刻され、話題を集めること間違いなし。