マティアス・ジョブ MATHIAS JOB
- アーティスト
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ジャン・ロットマン・トリオJEAN ROTMAN TRIO
- レーベル
- ヴィヴィド・サウンド
- 商品区分
- CD
- 発売日
- 2012/01/18
- 品番
- VSCD9405
- 税込価格
- 2,750円
- シリーズ
- Production Dessinee
- ジャンル
- サブジャンル
- フレンチジャズ/ピアノトリオ/ジャズボッサ
- バーコード
海辺で戯れる子供達が印象的なジャケットのアートワークも素晴らしい。知られざるフレンチ・ピアノトリオの名作が銀盤化です。エレガントなボサジャズ「ボサ・リス」は、聴く度にうっとりの大名曲。是非お試し下さい。
楽曲リスト
DISC1
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1. Charlie Parker, par coeur
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2. Seattle m’etait conte
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3. A Tune for Mat
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4. Mathias
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5. Bring back your strawberry
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6. Degriffe
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7. Bossa lisse
フランスの“全く”知られざるジャズピアニスト、ジャン・ロットマンが1986年の4月に、パトリス・ソレル(ベース)、ローラン・ロゼマン(ドラム)と共に自主制作で吹き込んでいた1枚が本作『マティアス・ジョブ』です。全曲がオリジナル曲と言う本作は、スウィンギンなナンバーで幕を開け、美麗なワルツ、高速調の疾走ナンバーにバラッド、そして美しくメロウなボサジャズまでを披露した充実のフレンチ・ピアノトリオの名作です。
オープニング、ご機嫌に飛ばすM-1「Charlie Parker, par coeur」から快調ですが、どこか、たどたどしさも感じさせるピアノのソロで幕を開け、極上の美麗ワルツへと展開するM-2「Seattle m’etait conte」が最初のハイライト。美しく、切なさが滲む旋律が抜群です。ファンキーなリズムのM-3「A Tune for Mat」、高速調のスウィングジャズM-5「Bring back your strawberry」、バラッドのM-6「Degriffe」と好曲が続きますが、ラストを飾る名曲にして、素晴らしく優雅でエレガントなボサジャズM-7「Bossa lisse」が、何と言っても本作の目玉でしょう。鼻歌でも歌いたくなるような親しみ易いメロディと、小気味良いリズムワークがとにかく素敵な名作です。
なんと、ジャン・ロットマン氏の本職はお医者さん。と言うことで、当然本作は本業の傍らで自主制作で残した完全なプライヴェート作品です。が、実に素晴らしい内容。音楽のクオリティも然ることながら、ジャケットの素晴らしさも奇跡的と言えるのでは無いでしょうか?聴いて良し、飾って良しの大傑作、プロダクション・デシネの尽力により、まさかの復刻です。