ツゥェ・ニャメ TWER NYAME

ガーナの伝説的ギタリスト/作編曲家、エボ・テイラーが1977年に残した傑作が『ツゥェ・ニャメ』。同じくガーナの7人組ファンクバンド、ケレンケ・バンドが1970年代に秘かに産み落としていた大傑作『ムーヴィング・ワールド』に続き、パリの『Superfly Records』と神戸『production dessinee』がお届けするの復刻作品は、またもや衝撃のレアリティとクオリティが備わったディスカウ゛ァリー。

大西洋に面する西アフリカのガーナが生んだ凄腕ギタリストにして作編曲家、エボ・テイラーが1977年に吹き込んだファンクネス全開の逸品『ツゥェ・ニャメ』が復刻。高名なE.T.Mensahなどと共にハイライフ・シーンを牽引した伝説的なミュージシャンとして知られる人物ですが、本作は、ジャズ＆ファンクのエッセンスを全面に押し出した、創造性豊かなアフロファンク/ジャズファンクを満喫出来る1枚で、その圧倒的なクオリティにただただ言葉を失うのみです。長尺の楽曲3曲を収録した本作は、トレードマークの極上のギタープレイと、ソリッドでジャジーなホーンが印象的ですが、特にリズムワークの格好良さが際立つアフロ・ジャズファンク「0. 」、歯切れの良いホーンとギターの絡みが絶品の「0. Atwer Abroba」は問答無用の格好良さ。尺の長さが苦にならないソロパートの高揚感も特筆モノ。

言うまでも無く、オリジナルのヴァイナルは古くからの人気盤で、海外オークションなどでも常に高値の華として知る人ぞ知る1枚です。すでに、定評のある、パリの『Superfly Records』と神戸『production dessinee』がお届けする一連の復刻作品。今回も自信を持ってお届け出来る衝撃のディスカヴァリーです。