コスモズーク・パーカッション COSMOZOUK PERCUSSION
- アーティスト
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アンリ・グェドンHENRI GUEDON
- レーベル
- ヴィヴィド・サウンド
- 商品区分
- CD
- 発売日
- 2012/06/13
- 品番
- VSCD9416
- 税込価格
- 2,750円
- シリーズ
- Production Dessinee
- ジャンル
- サブジャンル
- ジャズ/ラテン
- バーコード
楽曲リスト
DISC1
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1. Tou Patou Feme
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2. Guajira Contestation
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3. Brujeria
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4. Negro Lucumi
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5. Marcel Song
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6. Sainte-Marie
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7. La Cana De Azucar
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8. Bomba Misicien + Loco
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9. Vulcano
フランス海外県マルティニークの男性SSW、コンガ奏者アンリ・グェドンが1974年に吹き込んだ傑作。1960年代以降、Parisian All Stars、La Contestaなどの名義で、カリビアン、ラテン、アフロキューバンなど、スタイルの垣根を飛び越え、唯一無二のサウンドでコアでヒップなパリの音楽好きを興奮させていた彼が、本場NYで活動を行った後に作り上げた作品が本作『コスモズーク・パーカッション』です。ほぼ全曲が圧倒的なリズムワークに支配されたカリビアン/ラテン/ジャズでそのエッジの効いた演奏、アレンジの妙も格段にアップしていますが、何と言っても練り込まれたソウルフルでスピリチュアルで、時にファンキーなエッセンスが抜群です。エレピ、フルート、コーラスが素晴らしく気持ち良くミックスされたスピリチュアルなラテンジャズ「01. Tou patou feme」、エレピ、ソリッドなホーンがリードするヴォーカル入りサルサ「0」、ファンク色を押し出したグルーヴィーラテン「0」、男前なサルサジャズ「0」など、とにかく格好良過ぎる名曲のオンパレードですが、何と言っても衝撃的なのがキラーなデスカルガ「09. Vulcano」に、スピリチュアルなラテンソウル「02. Guajira contestation」。ダンディズムすら感じさせるダンサーの前者、ジワジワ高揚する曲調がとにかくソウルフルな後者、ともに超強力です。
アンリ・グェドンの初期作品のオリジナルのヴァイナル達は、いずれも古くからのレア盤としてマニアには知られていますが、中でも本作は衰えを知らない人気の1枚です。すでに、定評のある、パリの『Superfly Records』と神戸『production dessinee』がお届けする一連の復刻作品。今回も自身を持ってお届け出来る衝撃の名作です。
アンリ・グェドン (Henri Guedon):
“熱帯のパリ”として知られるフランスの海外県、マルティニーク出身のパーカッション奏者、男性SSW。カリビアンサウンドを軸にしつつも、1960年代にはいち早くアフロキューバン、サルサなどのラテンサウンドを取り込み、Parisian All Stars、La Contesta、New York Tribuなどの名義で数多くの秀作を残す。1970年には本場NYへと赴き、さらにソウル、ファンクなどのエッセンスを詰め込んだ傑作群を吹き込む。マルティニークが生んだ伝説的な名手。