スモウルダリング・シークレッツ SMOULDERING SECRETS
- アーティスト
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コープランド・デイヴィス・グループTHE COPELAND DAVIS GROUP
- レーベル
- ヴィヴィド・サウンド
- 商品区分
- CD
- 発売日
- 2012/12/12
- 品番
- VSCD9430
- 税込価格
- 2,750円
- シリーズ
- Production Dessinee
- ジャンル
- サブジャンル
- ジャズ/レアグルーヴ
- バーコード
楽曲リスト
DISC1
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1. No Arms Can Ever Hold You
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2. Perfidia
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3. Jet
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4. So In Love
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5. In The Still Of The Night
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6. Morning Spring
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7. What King Of Fool Am I
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8. Look What We've Found
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9. No Arms Can Ever Hold You (like these arms of mine) (Vocal)
フロリダを拠点に現在も活動を続ける黒人ピアニスト、コープランド・デイヴィスが1975年にローカルレーベルからリリースした幻クラスのインディソウルの名作が本作『スモウルダリング・シークレッツ』です。元々は、ジャズのピアニストだった彼が、半数以上の楽曲で自らの歌声を披露し、見事なメロウ・ソウルに昇華しているのは、本作のプロデューサである、James Nebbの手腕かも知れません。
作品は、コープランド・デイヴィスの華麗なピアノを軸にした、爽快でグルーヴィーなジャズダンサー/フュージョンと、彼の程よく甘い歌声を活かしたソウルナンバーの二本立て。前者に関しては、何と言ってもピアノ弾けるオープニングのジャズグルーヴ「01.No Arms Can Ever Hold You」のほとばしる高揚感、軽快に走るパーカション、タイトなビートが気持ち良いコール・ポーターの「05.In The Still Of The Night」、高速のジャズビート「04.So In Love」、「07.What King Of Fool Am I」辺りが甲乙付け難い名曲群ですが、後者は何と言っても至高のメロウソウル「06.Morning Spring」でしょう。イントロの美しいピアノのフレーズ、マーヴィン・ゲイの名曲「What’s going on」の流れを汲むニューソウル的なフィーリング、圧倒的にドラマチックな高揚感に彩られた必殺の名曲です。同じく、程よく跳ねるピアノが心地良いミディアムの「03.Jet」も素晴らしいナンバーですが、ラストを飾る疾走感溢れるジャジーソウル「08 Look What We've Found」、ボーナス曲として収録される「09 No Arms Can Ever Hold You (like these arms of mine) (Vocal)」(7”シングルにのみ収録の貴重音源)はその両者を完璧に融合させた極上のグルーヴィーチューンで、まさに非の打ち所の無い名作です。
●世界初のCD化
●7”オンリーの楽曲をボーナストラックとして収録
●「Morning Spring」は、Nujabesが手掛けたPase Rock(ex-Five Dees)の「Old Light」のサンプリングソースとしてもお馴染み
●「In The Still Of The Night」は須永辰緒氏のミックステープに収録