クラウディッド・ウィズ・ロンリネス CROWDED WITH LONELINESS
- アーティスト
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フルムーン・アンサンブルFULL MOON ENSEMBLE FEATURING CLAUDE DELCLOO
- レーベル
- ヴィヴィド・サウンド
- 商品区分
- CD
- 発売日
- 2013/06/19
- 品番
- VSCD9448
- 税込価格
- 2,860円
- シリーズ
- Production Dessinee
- ジャンル
- サブジャンル
- フリー/レアグルーヴ/フレンチ・ジャズ
- バーコード
楽曲リスト
DISC1
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1. 43 W. 87th Street sur Memoires De Guerre
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2. Samba Miaou sur Renvoyez-Les et Benediction
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3. 43 W. 87th Street sur Peut-Etre
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4. 101 W. 85th Street
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5. King Kong
フランスのジャズドラマー、クロード・デルクルーが1960年代の終盤に率いた7人組ジャズバンド、 フルムーン・アンサンブルの唯一の作品にして、圧倒的にユニークな名作が復刻。女性のポエトリーリーディングをFt.するなどの前衛的なフィーリングも印象的ながら、圧倒的なのはエレピを交えて聴かせるその演奏。アヴァンギャルドで程よくフリー、そしてとことんクールなフランス産スピリチュアル・ジャズの最高峰的な1枚です。
アフリカ音楽からの多大な影響が見受けられるフリーキーなリズムワークと、二管を軸にした編成で聴かせる演奏は、非常にクールですが、さらにエレピと女性のポエトリーを交えたサウンドがとにかくユニーク。米国の詩人、ボブ・カウフマンの詩を乗せた前半部分(01から04。オリジナル盤LPでは、Side A)は、女性シンガー・サラの情感豊かなポエトリーも手伝って、非常に奥ゆかしい世界観に仕上がっています。が、何と言ってもその格好良さの粋と言うべきなのが、フランス産スピリチュアル・ジャズサンバの名曲「02. Samba Miaou」。抑制の効いたリズムに乗せ、ジワジワと高揚して行く様が圧巻の名曲です。軽快な滑り出しから徐々に展開して行く、セミフリー・ジャズの「05. 101 W. 85th Street」、執拗に繰り返すベースのフレーズ、エレピとサックスの絡みが絶妙のスピリチュアル・ジャズ「06. King Kong」など、全編に漂う、独特で凄まじくクールなサウンドに惹き込まれる名作です。
フランスやヨーロッパでは、古くからジャズ・コレクターやジャズ系のDJ達に愛され続けるディープな名作が復刻です。そのオリジナル盤LPは、未だに衰えを知らぬレア盤として人気を集め続ける作品でもあります。
フルムーン・アンサンブル (Full Moon Ensemble featuring Claude Delcloo) :
フランスのジャズドラマー、クロード・デルクルーが1960年代の終盤に結成した7人組のジャズバンド。彼のフリーキーなアフロ・リズムを軸に聴かせるサウンドは、アヴァンギャルドで程よくフリー、そしてとことんクールなスピリチュアル・ジャズ、ジャズロック。1969年に発表した唯一の作品『クラウディッド・ウィズ・ロンリネス (Crowded With Loneliness)』は、古くから、フランスやヨーロッパのジャズ・コレクターやジャズ系のDJ達に愛され続けるディープな名作。