バブル・ステーション BUBBLE STATION
- アーティスト
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ジャニ・マルティネッリYANI MARTINELLI
- レーベル
- ヴィヴィド・サウンド
- 商品区分
- CD
- 発売日
- 2015/03/18
- 品番
- VSCD9492
- 税込価格
- 2,200円
- シリーズ
- Production Dessinee
- ジャンル
- サブジャンル
- インディ・ポップ/フォーク
- バーコード
楽曲リスト
DISC1
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1. La Casa
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2. Early Bird
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3. Mandy's Party
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4. Venturada Sunset
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5. Purple & Yellow
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6. Coconut Lime
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7. Elsewhere
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8. Happy Bubble Blues
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9. Bye to the Clown
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10. Medina
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11. Bear that escaped from circus (Free again)
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12. Ginger Cookies
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13. Bubble Station
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14. Lost umbrella (Demo)
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15. Breezes blow (Demo)
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16. Behind the sun
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17. Kat mandu
ヴェネズエラはカラカス出身、現在はスペインのマドリードで活動を続ける女性SSW、ジャニ・マルティネッリの2ndアルバム『バブル・ステーション』は、そのフワフワした世界観が素晴らしい、“ソフト”サンシャイン・ポップの知られざる傑作です。自らギターを奏で、しっとりと飾り気なく歌う彼女の最大の魅力は、やはりその極上のメロディセンスでしょう。全ての楽曲を自身のベッドルームで吹き込んでいて、そのホームメイド感も興味深いですが、それが安っぽさにならず、むしろ圧倒的な雰囲気として響いている点に驚かされます。
例えば1960年代、ポップスが最も輝いていた時代のサニー・ポップ、ソフトロック、ソフトサイケにフォークなどの上質のエッセンスと、ハイ・ラマズ(実際に彼女は、スペインで何度か共演しています)辺りが紡ぐような独特の雰囲気がミックスされた、極上のアコースティックポップが詰まった優しい1枚です。柔らかな爪弾きギターの響きから絶品のトイポップ「01. La Casa」から素敵ですが、続く楽曲達はいずれも極上の旋律に彩られたナンバーが揃い、すぐにでも鼻歌を歌ってしまいそうな、心に響く作品です。ムダの無い演奏の隙間感や、程よく折重なるハーモニーも絶妙で、聴いているだけで優雅なうたた寝感を満喫出来る作品です。
プロダクション・デシネよりリリースされた米国の男性SSW、スコット・ブルックマン(『ブルックマニア』 VSCD-9475/PDCD-144)とも親交があり、互いのアルバムにも参加しています。また、ハイ・ラマズのスペイン・ツアー時には共演も果した実力派です。決して派手ではないですが、いつまででも末永く楽しんでいてだける、素晴らしいアコースティックポップ/サンシャイン・ポップ作品です。穏やかな時間のお供に是非如何でしょうか?
●A式の紙ジャケット仕様
●プロダクション・デシネの日本盤には、ステキな4曲のボーナス曲を収録
●解説は、河崎政芳氏(RePublik:)が担当。
ジャニ・マルティネッリ (Yani Martinelli):
ヴェネズエラのカラカス生まれ(1981年)、現在はスペインのマドリードで英語教師の傍ら音楽活動を続ける女性SSW。1960年代のサニー・ポップやソフトロック、ソフトサイケにフォークなどの影響を感じさせる極上のアコースティック・ポップを奏でる才能豊かなアーティスト。落ち着いた歌声と、ベッドルームで録音したと言うサウンドも独特の温かい雰囲気に満たされています。ハイ・ラマズのスペイン・ツアー時には共演も果した気鋭のミュージシャン。