フギュ FUGUE
- アーティスト
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フギュFUGU(E)
- レーベル
- Production Dessinee
- 商品区分
- CD
- 発売日
- 2015/10/21
- 品番
- VSCD9496
- 税込価格
- 2,530円
- ジャンル
- サブジャンル
- ポップ/フレンチ/グッド・ミュージック
- バーコード
楽曲リスト
DISC1
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1. Ecoute [リスニング]
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2. L'Aeroport [空港]
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3. Le Tableau [テーブル]
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4. Oh Sarah [オー・サラ]
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5. Barques [小舟]
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6. Au Revoir [さよなら]
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7. La Riviere [川]
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8. Comment Faire [どうすれば?]
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9. L'Allemagne [ドイツ]
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10. Paresse [ナマケモノ]
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11. ONF [from OST: l'architecte de Saint Gaudens] -Bonus Song-
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12. BAGATELLE [from OST: l'architecte de Saint Gaudens]-Bonus Song-
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13. TRIBUNE [from OST: l'architecte de Saint Gaudens]-Bonus Song-
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14. PROMENADE [from OST: l'architecte de Saint Gaudens]-Bonus Song-
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15. THEME SAINT GAUDENS [from OST: l'architecte de Saint Gaudens]-Bonus Song-
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16. Re Bop-Bonus Song-
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17. Oh Sarah (Sung by JUNIORE)-Bonus Song-
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18. L'Aeroport (Duet with Juliette form DIVING WITH ANDY)-Bonus Song-
オープニングの「エクート」を聴くだけで、もう一安心出来てしまうようなメロディ・オリエンテッドな極上のフレンチ・ロックの傑作が生まれました。1990年代にはステレオラブとのスプリット・シングルなどが話題となり、現在は自身の活動の傍ら、タヒチ80のバックも務めるフランス人男性SSWメディ・ザナドのユニット、FUGU (フギュ)の3rdアルバムが実に素晴らしい。過去には『Fugu 1』(2001年)、『As Found』(2006年)と言う、いずれも英詞中心の名作を残していますが、そんな彼が初めて全編フランス語で歌ったアルバムが本作『Fugue (フギュ)』です。まさに、FUGU (フギュ)→FUGUEへの進化がそのまま音にも現れたかのような傑作で、持ち前の圧倒的なソングライティングのセンスの良さと、澄み切った優しいハイトーンヴォイスの美しさが、スムースでロマンチックな詩の世界と融合し極上のポップソングを生み出しました。
タヒチ80のグザヴィエ・ボワイエ、ペドロ・ルスンドをプロデューサーに迎えた本作のサウンドは、弦やホーンを交え、フギュの才能がよく活きる王道のポップ/ロックサウンド。彼のポップセンスや、60’s?70’sの英米のサニーポップ、ハーモニーポップなどの趣味が凝縮された「エクート [リスニング]」、 「エアロポルト [空港]」、「オ・ルヴォワール [さよなら]」、「コモン・フェール [どうすれば?]」など、奇をてらうこと無く聴かせる王道のポップチューン達が驚くほどに素晴らしく、そのメロディやハーモニーの良さだけで十分に楽しませてくれます。さらにアコギの弾き語り「オー・サラ」、同じくピアノを中心にしたドリームポップな「バルク [小舟]」、伸びやかな裏声が心に残る「アレマーニュ [L’Allemagne]」に、まるで最高に泣ける映画のエンディングをしめやかに飾るような感動的な名曲「パレス [ナマケモノ]」など、作品を通じてぶれること無く“メロディ”と普遍の“歌心”だけを徹底的に追求した傑作です。
本国フランスではMehdi Zannad (メディ・ザナド)名義でリリースされた作品ですが、ここ日本では『プロダクション・デシネ』が、“FUGU (フギュ)”名義でお届けします。本編の名曲10曲に加え、現在メディが音楽を手掛けている映画『l’architecte de Saint Gaudens [サン=ゴーダンスの建築家]』のサントラ曲を5曲収録、さらに、本編からの貴重なアウトテイク、レアなカヴァー曲を交えた、日本企画の特別盤としてのリリースです。“FUGU (フギュ)”と言う才能を十二分にお楽しみ頂けることでしょう。
Fugu (フギュ) :
フランスの男性SSW、Mehdi Zannad (メディ・ザナド)のソロユニット。1990年代にリリースしたステレオラブとのスプリット7”が注目を集め、FUGU名義で『Fugu 1』(2001年)、『As Found』(2006年)と言う2枚の傑作をリリース。自らが影響を受けた英米の上質の60?70年代のポップスやロックのフィーリングを感じさせる、極上のメロディ・オリエンテッドなサウンドを自身のハイトーン・ヴォイスで聴かせる。その活動の傍ら、タヒチ80のバックも務める才能。初となる、全編フランス語詞の傑作『Fugue』は、彼らのセンスがギュっと詰まった最高傑作の誉れ高い1枚。