エイジ・オブ・ヴィンテージ Age of Vintage

■チェット・ベイカーを思わせるソフトな歌声を持つ、日本人男性ではきわめて稀なピアノマン。ナット・キング・コールのオーセンティックなスタイルを踏襲しつつも、ベン・シドラン、ジョージィ・フェイムといったヒップなジャズマナーを追求している。そして、ジャズの枠を大きくはみ出るその音楽性は、ジェイミー・カラムへの日本からの回答といっても過言ではないだろう。

■ピアノトリオを基本としたオーセンティックなスタイルに、ホーン・セクションやコーラス、ストリングスを配し、打ち込みやサンプリングもふんだんに取り入れた作風は、現代のジャズメンとしての新しいメンタリティを感じさせる。歌詞に対しても、実生活とリンクする部分や感覚的に共鳴できる内容が多く、現代のジャズ、そしてポップスとしての説得力を十分に持っている。

■プロデューサーには、昨年ヴィレッジ・ヴァンガード限定でリリースされた『JIVE BUNNY PROJECT』シリーズが累計10万枚越えという高セールスを叩き出したDJはせはじむ を起用。長年のDJで培った膨大なアーカイブから、抜群のセンスで選び抜かれたアイディアを楽曲に注入。ホーン・セクションやコーラス、ストリングスといった超豪華なアレンジを惜しげなく随所に散りばめた珠玉の10曲が完成!!

■ジャケットには、1979年に「ポパイ」から活動を開始し、現在も「ビギン」や「メンズEX」など男性誌にそのイラストを寄稿する、日本のメンズファッション・イラストレーションの第一人者、綿谷寛（わたたにひろし）氏を起用!!

■矢舟テツロー（Tetsuro Yafune）
シンガーソングライター、ピアニスト、ヴォーカリスト。ジャズをベースに「ヒップな」音楽を作り続ける、日本では数少ないピアノ弾き語りスタイルのミュージシャン。蠍座でＢ型。2005年に1stアルバム「ダウンビート」をリリース。その高いポップセンスには、敬愛するベン・シドランからも賞賛の声が寄せられた。2006年に2ndアルバム「スモールコンボ」をリリース。2007年にはthe fascinationsのアルバム「quiet dance」にゲスト・ヴォーカリストとして参加。2008年に3rdアルバム「Fruits&Roots」をリリース。また、「アメカジ」ファンとしての一面を思う存分発揮しているブログも話題を集めている。

矢舟テツローHP
www22.brinkster.com/tetsuroyafune/