カハ・デ・ムシカ CAJA DE MUSICA

アーティスト
ムッシュ・ペリネ
MONSIEUR PERINE
レーベル
Production Dessinee
商品区分
CD
発売日
2015/07/15
品番
VSCD9816
税込価格
2,530円
ジャンル
サブジャンル
ジプシースウィング/ジャズ
バーコード
4540399098166
※ 先頭3桁が「200」の場合は非JANコード(転用不可)
これぞ“コロンビアン・スウィング”!!
もはや、そんな新ジャンルを確立してしまったかも知れないインパクトともに登場したコロンビアのバンド、ムッシュ・ペリネ。衝撃のデビュー作『エチョ・ア・マノ』に続く2ndアルバム『カハ・デ・ムシカ』=“音楽箱”が前作超えの素晴らしさ。冒頭の「ヌエストラ・カンシオン」から名曲のオンパレードです!

楽曲リスト

DISC1

  • 1. ヌエストラ・カンシオン (ft. ビセンテ・ガルシア) (私たちの歌)
  • 2. ノ・アセ・ファルタ (必要なし)
  • 3. インテルーディオ・カリヨン・ア・ミュジーク (間奏:カリヨン曲)
  • 4. トゥルケーサ・メニーナ (トルコの宮廷女官)
  • 5. トゥ・マ・プロミ (私に誓って)
  • 6. デハメ・ビビール (好きにさせて)
  • 7. アーニョ・ビシエスト (閏年)
  • 8. インテルーディオ・パセオ (間奏:散歩)
  • 9. センパスチル (ft. ルベン・アルバラン) (死の花)
  • 10. ビエホス・アモーレス (古き愛)
  • 11. インセンディオ (火災)
  • 12. マリネーロ・ワワニ (ワワニの水兵)
  • 13. ジョレ (泣いた)
  • 14. ミ・リベルタッ (私の自由)
  • 15. オウトロ・カハ・デ・ムシカ (もう一つの音楽箱)

自主制作のデビュー作『エチョ・ア・マノ (2012)』と共に彗星のように登場し、たちまち新人賞の数々を総なめにしてしまったコロンビアの7人組バンド、ムッシュ・ペリネの2ndアルバム『カハ・デ・ムシカ』がまたまたスゴい!前作で聴かせてくれた、“コロンビアン・スウィング”と形容されるフランス起源のジャズ・マニューシュ(ジプシー・ジャズ)とラテン音楽のユニークなミックス・サウンドはより進化し、ポップさが光る圧倒的な楽曲のクオリティ、卓越した演奏力、巧みなアレンジとしなやかなグルーヴ感に加え、紅一点のヴォーカリスト、カタリーナの美しくも愛らしい風貌を筆頭とする、ヴィジュアルイメージも要注目。南米では数多くの音楽賞を受賞し、主要な音楽フェスにも殆ど呼ばれ、二度のヨーロッパ・ツアーも成功させ、いよいよ本国ではソニーと契約を結び、ワールドワイドな注目を集める唯一無二のグループの2ndアルバムが完成です。

彼らの持つポップセンスが大爆発したオープニング曲「01. Nuestra Cancio?n feat. Vicente Garci?a (ヌエストラ・カンシオン ft. ビセンテ・ガルシア (私たちの歌))」から笑いが止まらなくなるような大名曲で、彼らの才能、センスと、3年間をかけて詰め込んだアイデアの凄みが伝わります。タイトなリズムワークに乗せ、軽やかに、ポップに、そしてグルーヴィーに跳ねまくる、まさに“コロンビアン・スウィング”な傑作曲。続く「02. No Hace Falta (ノ・アセ・ファルタ (必要なし))」は仄かな哀愁を漂わせたスウィングナンバーで、Ft.されたストリングスが作品のスケール感を伝えてくれます。愛らしいワルツの「04. Turquesa Menina (トゥ・マ・プロミ (私に誓って))」、ボレロの「06. Dejame Vivir (デハメ・ビビール (好きにさせて))」、レゲエ調(レゲエ・スウィング?)の「09. Cempasu?chil feat. Ruben Albarra?n (センパスチル (ft. ルベン・アルバラン) (死の花))」、トロピカルな空気感が絶妙のほんわかソング「12. Marinero Wawani (マリネーロ・ワワニ (ワワニの水兵))」など、幅広くワールミュージック的なエッセンスを取り入れたナンバーたちも充実ですが、やはり心躍るような“コロンビアン・スウィング”な「05. Tu M'as Promis (トゥ・マ・プロミ (私に誓って))」、哀愁感を合わせ持つ「13. Llore? (ジョレ (泣いた))」辺りが真骨頂。バランスよく挿入されるインタールードを交えたアルバムとしての完成度も絶品です。

本作のプロデュースはグラミー受賞者、プエルトリコのVisitante (Calle 13)ことEduardo Cabraが行っており、程よく添えられたモダンなダンスフィーリングと、ヴィンテージ感の絶妙のバランスは彼の手腕による物でしょう。録音もコロンビアのボゴタを中心に、プエルトリコ、メキシコとニューヨークなどで行われ、納得のクオリティに仕上がっています。デビュー作『エチョ・ア・マノ』は以降のリリースが心配になるほどのインパクトでしたが、やはり彼らは才能の固まりでした。『カハ・デ・ムシカ』は間違いなく前作に劣らない傑作です。ぎゅっと詰め込まれた“コロンビアン・スウィング”の名曲の数々をお試しいただければきっと納得していただけるハズです。

ディスコグラフィー