ライヴ・アット・ル・バタクラン1972 Live At Le Bataclan 1972
- アーティスト
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ルー・リード/ジョン・ケール/ニコLou Reed, John Cale, Nico
- レーベル
- ヴィヴィド・サウンド
- 商品区分
- 2CD
- 発売日
- 2021/09/15
- 品番
- VSCD4168/9
- 税込価格
- 3,080円
- ジャンル
- バーコード
楽曲リスト
DISC1
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1. I’m Waiting For The Man
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2. Berlin
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3. The Black Angel Death Song
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4. Wild Child
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5. Heroin
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6. Ghost Story
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7. The Biggest Loudest Hairiest Group of All
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8. Empty Bottles
DISC2
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1. Femme Fatale
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2. No One is There
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3. Frozen Warnings
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4. Janitor of Lunacy
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5. I’ll Be Your Mirror
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6. All Tomorrow’s Parties
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7. Pale Blue Eyes
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8. Candy Says
72年の1月29日にパリのクラブ、バタクランで行われたライヴをフランスのテレビ番組”POP 2”の放送用に録音したもので、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの解散後、ルー・リード、ジョン・ケイル、ニコの3人が初めて一緒にステージに立った一夜きりのライヴの音源という、伝説的なもの。この3人での演奏というのも珍しければ、アコースティック編成での演奏というのも珍しい。そして、その確執から二度と一緒に演奏することはないと思われていたルー・リードとジョン・ケイルが同じ舞台に立つというだけでも、当時のファンは期待度が高かったことだろう。ヴェルヴェッツの曲を交えながら、ルー・リードのソロ曲、ジョン・ケイルのソロ曲と2人で演奏。中盤からニコが加わると一気に緊張感が高まっていく。ファンなら必聴の音源集だ!
伝説的な一夜として有名だった音源が再び登場だ。70年にヴェルヴェット・アンダーグラウンドを突如脱退したルー・リードは一時音楽業界を引退していたが、ソロ・デビューに向けてレコーディングに入っていた。対して、ジョン・ケイルは68年にリードと衝突し、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドを脱退。その後はプロデューサーとしてストゥージズやニコの作品を手がける一方、ソロとしては自身の出自でもある現代音楽など前衛的な作品を作っていた。一方のニコは、ソロ活動を続ける一方、久々にライヴを再開した時期だった。加えて、この頃ヨーロッパでは、ヴェルヴェッツへの関心が高まっていた時期だった。こういったタイミングが3人の集結を可能にしたのだろうか。リードがアコースティック・ギターを弾き、ケイルがピアノやフィドルを奏で、ニコはヴォーカルだけでなく、自身のソロ作でも披露したハーモニウムもプレイ。この3人が集まると特別な何かが生まれるということが、このシンプルな演奏からもよく伝わってくる。さらに、ラストにはボーナス・トラックとして、ロンドンで行ったリハーサルの音源から2曲を追加。ヴェルヴェッツ・ファンならば絶対に外せない音源集だ。
ルー・リード(AG & Vo)、ジョン・ケール(P & Vo)、ニコ(Hm & Vo)