アコースティック・ライヴ・イン・ハンブルグ・ジャーマニー 1989 Acoustic Live in Humberg, Germany 1989
- アーティスト
-
ニール・ヤングNEIL YOUNG
- レーベル
- ヴィヴィド・サウンド
- 商品区分
- CD
- 発売日
- 2021/10/13
- 品番
- VSCD4171
- 税込価格
- 2,530円
- ジャンル
- バーコード
ベルリンの壁崩壊から1ヶ月経ったドイツ、ハンブルグでのアコースティック・ライヴ!
楽曲リスト
DISC1
-
1. My My Hey Hey
-
2. Rocking In The Free World
-
3. Old Laughing Lady
-
4. Don't Let It Bring You Down
-
5. Someday
-
6. Crime In The City
-
7. Eldorado
-
8. Too Far Gone
-
9. This Note's For You
-
10. The Needle And The Damage Done
-
11. No More
-
12. Fuckin' Up
-
13. After The Gold Rush
-
14. Ohio
-
15. Rocking In The Free World
-
16. Powderfinger
89年のニール・ヤングは、来るべき90年代の爆発を前にした助走のような年だった。88年にはデヴィッド・クロスビーとの約束を果たし、久々にCSN&Yとしてのアルバムをリリースするもののツアーには合流せず、いくつかのミニ・ツアーと、その合間にメッセージ色の強いアルバム『Freedom』(89年)を発表。そして、クレイジー・ホースとの『Ragged Glory』を受けて、ソニック・ユースやソーシャル・ディストーションと共に回ったツアーでは爆音を轟かせ、グランジのゴッドファーザーとして第2の黄金期を迎える。その流れを作るきっかけとなったのが「Rockin’ In The Free World」という曲だろう。父ブッシュの政策を批判したメッセージ性の強い歌だが、シングル・ヒットにはあまり縁のないヤングには珍しく、メイン・ストリーム・ロック・チャートで2位になる。このライヴはアコースティックではあるが、むしろこの曲に込められたメッセージが明確に伝わってきて、その曲を2回も演奏するところにヤングの強い意志を感じる。煌びやかな80年代から90年代へと、ロウ・ファイなサウンドと共にロウ(生)の感情をぶつける時代が来ることをいち早く察知していることがわかる、そんなライヴだ。