トゥー・ナイト・スペシャル - デンバー・アンド・ボストン'76 Two Night Special-Denver and Boston'76
- アーティスト
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ザ・トミー・ボーリン・バンドThe Tommy Bolin Band
- レーベル
- ヴィヴィド・サウンド
- 商品区分
- 2CD
- 発売日
- 2021/11/17
- 品番
- VSCD4176/7
- 税込価格
- 3,080円
- ジャンル
- バーコード
楽曲リスト
DISC1
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1. Teaser
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2. People People
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3. The Grind
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4. Wild Dogs
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5. Delightful
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6. Fell In Love
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7. Marching Powder
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8. Lotus
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9. Homeward Strut
DISC2
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1. Teaser
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2. People People
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3. You Told Me That You Loved Me
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4. Wild Dogs
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5. Shake The Devil
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6. Post Toastee
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7. Homeward Strut
トミーは、75年にソロ・アルバム『Teaser』(75年)の制作を開始。そのレコーディング中にディープ・パープルに加入したため、この時はソロ作のツアーは行えなかった。このライヴは、76年3月にパープルが解散した1ヶ月後にスタートした『Teaser』のツアーと、この年の9月にリリースされた2ndソロ・アルバム『Privete Eyes』直後と思われる時期のライヴ。12月にはドラッグのためにわずか25歳で亡くなってしまうことから、ソロ活動はわずか8ヶ月ほどで終わってしまうが、新たな挑戦へと踏み出したトミーの貴重な録音は色褪せていない!
トミー・ボーリンはディープ・パープルにいたせいか、日本ではハード・ロック系ギタリストだというイメージがあるかもしれないが、トミーが本当に目指していた音楽は何だったのか、あまりにも早く亡くなってしまっためにその答えは出ないが、これらのライヴ音源からその一部は聞き取れるのではないか。パープル解散の1ヶ月後に始動したソロのバンドでは、トミーがギターとヴォーカルを担当。ディスク1で演奏しているその初期メンバーは、元ヴァニラ・ファッジのマーク・スタイン(key)を除けば、ナラダ・マイケル・ウォルデン(ds、元マハヴィシュヌ・オーケストラ)、レジー・マクブライド(b、スティーヴィー・ワンダー)、女性サックス奏者のノーマ・ジーン・ベルという黒人プレイヤーたち。一方、ディスク2ではメンバーが変わり、ノーマ・ジーン・ベルとマーク・スタインに加え、ベースはジミー・ハスリップ(後にイエロージャケッツ)、ドラムスは実弟のジョニー・ボーリンという、白人の若いメンバーが中心。トミーのドラッグ禍もあってか、メンバ-は安定せず、2ヶ月おきにメンバ-が変わる有様だったが、同じ曲でも演奏のニュアンスはずいぶん違う。その違いを楽しむのもいいだろう。