ライブ・アット・ウェブスター・ホール、ニューヨーク2004 Live At Webster Hall, New York 2004
- アーティスト
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プリンスPrince
- レーベル
- ヴィヴィド・サウンド
- 商品区分
- CD
- 発売日
- 2021/11/17
- 品番
- VSCD4180
- 税込価格
- 2,530円
- ジャンル
- バーコード
楽曲リスト
DISC1
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1. Musicology
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2. Dear Mr Man
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3. Cream
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4. I Could Never Take The Place Of Your Man
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5. Sweet Thing
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6. Proud Mary
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7. Sometimes It Snows In April
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8. Life O' The Party
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9. Soul Man
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10. Kiss
ニューヨークの比較的小ぶりなホールで、お客さんとの距離も極めて近く、演奏時間は短いながらも、非常にフレンドリーな空気の中、リラックスしたステージとなった。2004年はプリンス史上最も多くのライヴが行われた年で、カヴァー曲なども多く取り入れながらという珍しいセットリストは、このライヴにも反映されており、特に、プリンス1人でのアコギの弾き語りのパートは評判になった。また、サックスにはメイシオ・パーカーとキャンディ・ダルファーが参加。これまでのショーアップされたプリンスとはまた違った姿が楽しめる。
2000年代のプリンスといえば、2002年の”One Nite Alone…”でのシックでジャジーな姿が思い出されるが、2004年もまたこのスタイルを踏襲。99年頃から参加する女性ベーシストのロンダ・スミスを筆頭に、ジョン・ブラックウェル(ds)、レナート・ネイト(keys)、グレッグ・ボイヤー(tp)といったメンバーを中心に、これまではゲスト的な扱いだったメイシオ・パーカーとキャンディ・ダルファーというサックスのスター・プレイヤーがレギュラー・メンバーとして定着。『Musicology』のレコーディングは演奏もプリンスが1人で行っているが、この時のライヴ・メンバーも一部の曲に参加。また、アルバムリリース前の2月24日にはさらに小規模の新曲お披露目演奏を行なっており、このショウケースはそれに続くもので、プリンスの『Musicology』への思い入れが窺える。ホーンズをフィーチャーした新曲のほか、代表曲の「Kiss」もジャズ・ファンクなスタイルでプレイ。ルーファス&チャカ・カーンの名曲「Sweet Thing」をお客さんに歌わせてみたり、アイク&ティナ・ターナーの「Proud Mary」をジョークのように弾き出したりと、かつてないほどサービス精神旺盛なプリンスの姿は貴重だ。