Made in Street 2 (Live Covers)

『Made in Street 2 (Live Covers)』セルフライナーノーツ

"一発録音"でのライブレコーディングをコンセプトに、僕らの大好きなアーティストの曲を集めたカバーアルバム第2弾「Made in Street 2」
原曲とは違ったアレンジや1発勝負ならではの空気感が伝われば嬉しいです。

1.Isn't She Lovely
ジャムセッションではスタンダードとなっているナンバー。原曲の良さを残しながら、ピアノソロの中にびっくり箱のような仕掛けを詰め込んだアレンジとなっております。

2.Just Friends
ネオソウルの中でもHip Hop要素が特に強い楽曲で、独特の歪んだリズムを表現しました。ベースとドラムのグルーヴ感、Jazzyなキーボードとギターの音色にこだわりました。

3.Treasure
今回カバーした中では、比較的新しい楽曲ですが、1970年代後期の生音Funk風にアレンジしました。あえて、低音感を強く出さないミックス具合が拘りだったりします。
Bernie WorrellやRoger Troutmanへのリスペクトを込めたシンセサイザーやtalk boxが聴きどころです。

4.Love Love Love
J.R.BAILEYのソウルクラシックス。
どちらかと言うとDonny Hathawayバージョンの影響が強いアレンジですが、深く考えず、音色に拘ってシンプルにレコーディングしました。

5.Work It Out
PhiladelphiaのBand、Breakwaterのモダンソウルの代表曲です。クラブでこの曲が流れるととにかくテンション上がる。コロナ禍で、そんな事を思い出しながら今回収録する事にしました。ラテン要素のあるパーカッシブなドラムソロに注目して聞いて下さい。

6.Ribbon In The Sky
楽曲の持っているストーリー性をより引き立たせるアレンジにしました。
大切な人を思い浮かべながら聞いて下さい。

7.Man In The Mirror
マイケルジャクソンのバラードナンバーを疾走感のあるスパイシーなアレンジにしました。
原曲との違いを楽しんでもらえると嬉しいです。

8.Change The World
鍵盤楽器のClavinetって、古臭くなるからなのか、近年はあまり好まれてないように感じています。ただ、Funk100%って感じの音色がすると感じておりまして、全面に押し出したくなり、このようなアレンジを施しました。
楽器で会話をしてるようなアウトロセクションに今の僕達らしさが詰まっています。
原曲はクラプトンではなく、Wynonna Juddです。