アダージョ ADAJIO
- アーティスト
-
宮野弘紀Miyano Hirokiルーラ・ガルヴォンLula Galvao
- レーベル
- STUDIO Nana
- 商品区分
- CD
- 発売日
- 2008/02/20
- 品番
- STD2701
- 税込価格
- 2,618円
- ジャンル
- バーコード
日本とブラジル、この真反対の国の、全くタイプの異なる二人の達人ギターリスト、宮野弘紀とルーラ・ガルヴォンが織りなす究極のギターduo。日本風情の漂う宮野のオリジナルに、ルーラがブラジリアン・テイストを織り込み、独特の美しい世界が完成した。ブラジル移民100年目を迎える今年にふさわしい作品となった。副題に『世界はゆっくりとあけていく』とあるように、ゆったりとした極上な時が流れる。「宮野のギターは、まるで絵を描いているようだ。」とレコーディング初日ルーラが語った。まるで旧知の友のように。
1980年に、マイルス・ディビスのプロデューサーで知られるテオ・マセロに見いだされ、NYでレコーディングされた『MANHATTAN SKYLINE』でメジャー・デビューを果たした宮野弘紀。27年目にあたる今年、このアルバムが再発される事となり再び注目をあびている。そんな中「27年後の回答」として発表するのがこの『ADAJIO?世界はゆっくりとあけていく』である。この間様々なジャンルの音楽を演奏してきたが、変わらないのはオリジナルを創り、演奏すること。この『ADAJIO』も全曲宮野のオリジナルからなっている。
本人曰く、特に日本の風情を持つ曲を、あえてブラジル人のルーラとのduo 作品に選び、エキゾチックな雰囲気を醸し出したかったそうだ。その狙いが見事にあたり、独特の美しさを出している。ルーラの達人ぶりは、今までの仕事からはっきりとわかる。カエターノ・ウ゛ェローゾ、ギンガ、ホーザ・パッソス等超一流のアーティストから「マエストロ」と呼ばれ、尊敬されている。