デイズ Ｄａｙs
留里佳がプロデュースした『Friends』、『Lovers』を皮切りに、彼女自身がPICARESQUEというレーベルを興し発売した話題のCD『Tears』『Lights』。その集大成とも言えるCDが発売された。
それがこの『Days』である。
いずれも留里佳本人が参加、曲は勿論、装丁全てに彼女のセンスが光る作品に仕上がっている。
全てに一貫した『表現』に対するこだわりは今回も健在。他レーベルの追随を許さない。
今回は『Friends』『Lovers』でも人気が高かった木ノ上由乃、華。、そして薫子の３人が再参加。
PICARESQUE最高傑作との呼び声も高い１枚となった。
特に薫子の『NO.245』の歌詞は留里佳との合作となっており、薫子の新たな一面を引き出している。
もともと独創的な美しい歌詞も評価の高い留里佳。新曲『眠り姫は起きたくなんかなかった』という留里佳らしいタイトルが付けられたこの曲でもそのセンスを遺憾無く発揮している。
その歌詞に、彼女の最大の魅力である力強い歌声と、艶やかさが融合し、更に妖しく美しく進化した一曲になっている。
彼女達の歌を、貴方の耳で確かめて欲しい。必ず心に訴えられる１枚になる事は間違いないだろう。
『Days』の魅力は個性溢れるアーティスト競演にある。
自由な表現者達の、それは今を生きる真実の感性。だからこそ出来る、感情の流出。
完全ノンジャンルの『統一性否定』。
音楽のセオリーを捨て、ジャンルを超える事で実現する『好みの壁』の崩壊。
繊細で大胆なサウンドに乗せて、貴方の胸に伝わる偽りのない歌声。
その歌は常に成長し続けるアーティスト達の素直な今を綴る渾身のメッセージ。
必ず貴方の日々を変える程の衝撃、真実の一曲がここにある。