スインギング・ドアーズ SWINGING DOORS

村中靖愛（寺本圭一＆カントリー・ジェントルメン、ex.コモンビル）の独創的なペダル・スティール・ギターと、玉川裕高（ex.ヒップゲロー、ex.コモンビル）のヴォーカル、ギターをフィーチャーしたスインギング・ドアーズのファースト・アルバム。2003年より都内近郊でコンスタントにライブ活動を続けている彼らの実力を存分に表わした作品となっている。他に類を見ない作曲能力とテクニックを駆使した村中靖愛のオリジナル・インストゥルメンタル・ナンバーと、カントリー、ラテン、ジャズなどの名曲を彼らなりの解釈でアレンジしたカヴァー・ナンバーが程よいバランスで収録されている。ジミー・ロジャース、ハンク・ウィリアムス、テネシー・アーニー・フォードのナンバーやスタンダード「世界は日の出を待っている」、ラテンの名曲「マリア・エレーナ」といったヴァラエティに富んだレパートリーが躍動感に満ちたサウンドで展開されている。雨宮直己（なぎら健壱＆オウン・リスク）と吉田宏治(VOICE FROM ASIA)による着実なリズム・セクションが幅広い音楽性を支え、ザ・サーフコースターズの中シゲヲが1曲ギターで参加している。