花中時代 HANACHU JIDAI
花の中三トリオのオマージュで結成したのが、全員40代の3人組、花の中年トリオ、略して「花中(はなちゅう)」なのだ。
花中淳子こと日出郎は、1980年代?90年代にかけてショーダンサーとして、おネェタレントの草分けとして「元気が出るテレビ」や「笑っていいとも」などに出演するかたわら、デビュー曲「燃えろバルセロナ」をヒットさせるなど一時代を築いた。
花中百恵こと坂本ちゃんは、2000年に放送された「進ぬ!電波少年」の「東大一直線」コーナーで国民的注目の的になったお笑い芸人。CDデビューになったが「受験生ブルース」だが、実は本人お気に入りの名曲はB面の「WIN」らしい。
花中昌子ことずれやまズレ子は、おネェキャラ全開の演歌シンガーソングライターで、2008年には、北海道限定ヒットとなった「マリモに触れたら阿寒湖」でインディーズデビュー。下ネタのコミカルな作品から感動的な一大叙事詩まで、多彩な作風を持ち合わせる、花中の音楽プロデューサーの顔も持つ。
こんな3人が今後、どんなパフォーマンスを見せてくれるのか楽しみでならない!
宮崎マンゴー「太陽のたまご」をイメージした、おネエボサ「即決芒果休日」、バリ島のクロボカンで生まれたエロエロなおネエロック「イヤン!バカン!クロボカン!!」、「まだこれからが人生」という中高年世代へのメッセージソングになっているおネエ歌謡曲「花中時代」は、等身大の応援ソングで心に刺さる。いちいちおネエなサウンドだけど笑いや感動を味わえる珠玉のデビューMAXIシングルなのだ。