ティーンエイジ・ハース TEENAGE HIRTH
- アーティスト
-
ハース・マルティネスHIRTH MARTINEZ
- レーベル
- coconut grove record
- 商品区分
- CD
- 発売日
- 2010/07/21
- 品番
- CG20101
- 税込価格
- 2,095円
- ジャンル
- バーコード
*ジョー&ジムは、サックス/フルート奏者のジム・リチャードソンとイギリス出身のシンガーでニューオーリンズで活動していたジョー・リチャードソンによるラウンジ系男女ふたり組。ジムは、フランセス・フェイやドン・エリスとの共演経験のあるべテラン・ミュージシャン。「the day we both knew」、「a fairly tale」のいずれもハース・マルティネスの作詞作曲、プロデュース
[ハース・マルティネス・プロフィール]
「ハウリン・ウルフとデイヴ・ブルーベックが出会ったかのような音楽」と表現したのは、ハースの才能に惚れ込み、デビューを後押ししたボブ・ディラン。
1945年8月21日、ロサンジェルス生まれ。メキシコ系アメリカ人が多く住むイーストLAで育つ。父親や叔父がジャズ・ミュージシャンだったこともあって早くから音楽に目覚め、ピアノ、トランペット、ギターをマスター。13歳の時にミュージシャン・ユニオンに加入、アート・ペッパー、ジョー・パス、レイ・チャールズらジャズ、ソウルの大物アーティストと共演。70年代初め、ボブ・ディランとザ・バンドのロビー・ロバートソンに出会う。自作の曲がふたりに気に入ら れ、それがきっかけでワーナー・ブラザーズ・レコードと契約。1975年、ロバートソンのプロデュースによるアルバム『ハース・フロム・アース』でデビューを果たす。1977年には、ザ・バンドの最初の2作のプロデューサーとして知られるジョン・サイモンのプロデュースでセカンド・アルバム『ビッグ・ブライト・ストリート』を発表。この2作は高い評価を受けたが、いずれも商業的な成功を収めるまでには至らなかった。その後はアルバム制作の機会も得られないまま、 地元でラテン・バンドのギタリストとして 地道にライヴ活動を続けながら、曲作りに励んでいた。1998年8月、プロデューサーに再びジョン・サイモンを迎えて、ニューヨークのシア・サウンド、ベアズヴィル・スタジオ等でレコーディングを開始。『ビッグ・ブライト・ストリート』から実に21年ぶりとなる新作『ミスター・ドリームズヴィル〜夢の旅人 / I'm Not Like I Was Before』を完成させ、1999年4月初めての来日公演を行う。彼の作品は、ポール・バターフィールド、リビー・タイタス、フリオ・イグレシアス、マンフレッドマン・アース・バンド、D.C.リー、テレサ・ブライトほか多くのアーティストにカヴァーされている。近年では、ドナルド・フェイゲン(スティーリ・ダン)とも共作している。日本でも70年代にティン・パン・アレー、ムーンライダーズ周辺のアーティストに大きな影響を与え、近年でもアン・サリー(「5/4 Samba」、「Altogether Alone」)やBe The Voice (「Altogether Alone」)ほかにもカヴァーされている。代表作「Altogether Alone」は、フジTVの人気ドラマ『GIFT』(木村拓哉/篠原涼子/忌野清志郎)のテーマ(インスト)が使われ、劇中にハースのヴォーカル・ヴァージョンも流れた。2008年には、以前から交流もあり、ハースのファンでもある細野晴臣のトリビュート・アルバムに参加、「ろっかばいまいべいびい」 (ヴァン・ダイク・パークス共演)をカヴァー、大きな話題となった。 この7月、11年振りとなる日本ツアー「Altogether Alone〜HIRTH MARTINEZ Summer Tour 2010」(全国5都市6公演)を行なう。
7月の来日公演に合わせて、ハース・マルティネスのウルトラ・レアな音源を世界初CD化! 1960年代半ば、サミー・フィリップ名義でリリースしたウルトラ・レアなシングル音源集。ハースのヴォー カル曲6曲、女性ヴォーカル2曲(ハース作・プロデュースのボッサ・ナンバー等)。誰も知らなかったハースのミステリアスな過去が今、明らかになる。
*本CDの音源は、マスターテープ紛失のため、シングル盤からの盤起こしによるものです。一部の曲について、お聞き苦しい部分がございますので、予めご了承ください。
英文ライナー:ハース・マルティネス
解説:長門芳郎