井谷俊二・シューマンリサイタル ITANI SHUNJI /SCHUMANN
楽曲リスト
DISC1
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1. 夕べに Des Abends
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2. 飛翔 Aufschwung
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3. なぜ? Warum ?
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4. 気まぐれ Grillen
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5. 夜に In der Nacht
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6. 寓話 Fabel
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7. 夢のもつれ Traumes-Wirren
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8. 歌の終わり Ende vom Lied
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9. 1一貫して幻想的に、そして情熱的に
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10. 2中ぐらいの速さで、一貫してエネルギッシュに
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11. 3ゆっくりと、終始静けさをもって
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12. アラベスク ハ長調 作品18
■長崎の活水女子大学で教鞭をとる傍ら、西日本を中心に活躍しているピアニスト。ドイツ古典派からドイツロマン派を主なレパートリーに演奏活動を展開しているが、近年はフランスもの、スペインものなども積極的にレパートリーに取り入れて活動している。長崎県美術館では浮世絵展の企画でC・ドビュッシー作曲、A・カプレ編曲の2台のピアノ版「海」を蘇演したり、グレコ展の企画にちなんでスペインの秘宝F・モンポウのピアノ作品を紹介したりと、ユニークな活動を展開する傍ら、ソロ活動のみならず内外の様々なプレイヤーとの室内楽、歌曲や声楽家のリサイタル伴奏でも全国規模で活動を展開している。ドイツ留学から引き続いてミュンヘン、アルンスベルクなどを拠点にドイツでも演奏活動を展開。シューマンの作品はデビューリサイタル以来の重要なレパートリーで、今回は作品12の幻想小曲集、そして大曲、作品17の幻想曲ハ長調とのカップリングで、友人であり師でもあるドイツのピアニストG・オピッツ氏から「この作曲家の幻想と魔力に満ちた世界を深い共感と理解で示した。」との評価を得ている。
~ゲルハルト・オピッツ(ピアニスト、ミュンヘン音楽大学教授)