スケッチ・オブ・ミャーク Sketches of MYAHK
- アーティスト
-
ブルー・アジアNULL
- レーベル
- ヴィヴィド・サウンド
- 商品区分
- CD
- 発売日
- 2021/12/15
- 品番
- HCCD9612
- 税込価格
- 2,750円
- ジャンル
- サブジャンル
- 沖縄/宮古島
- バーコード
楽曲リスト
DISC1
-
1. Myahk ミャーク
-
2. Ikema Kuduchi 池間口説 イケマクドゥチ
-
3. Myahk-zutsu1 宮古節(ミャークズツ)の綾言(アーグ)
-
4. Gudinpuu 御前風
-
5. Weenma nu Eeg ウェーンマヌエーグ
-
6. Kun-nu-Shu 古見ぬ主
-
7. Nakadati no Migagama 中立ちのミガガマ
-
8. Nisu ga Tou 西が沖
-
9. Myahk-zutsu 2 宮古節(ミャークズツ)の綾言(アーグ)
-
10. Nakayamaabu ナカヤマーブ
-
11. Tabihae no Aagu 旅栄えの綾言
-
12. Bangamuli バンガムリ
-
13. Nakadati no Migagama Remix 中立ちのミガガマ
-
14. Myahk 2 ミャーク2
-
15. Ikema Kuduchi BONUS TRACK from IKEMA 池間口説
熊野での不思議な体験により、私の方向感覚はまるでGPSが新しく点るように変わった。その後いつしか誘われたのが宮古島だった。驚くべき楽しい出会いが続き、出来たのがこのアルバムと言うわけだ。しばらくして、それが大きなコンサートへと繋がり、さらに同タイトルの「スケッチ・オブ・ミャーク」と言う映画制作にも繋がった。沖縄や八重山の民謡とも違う独特の個性を感じてもらえたら幸いである。映画はもちろん、宮古島の歴史や谷川健一さんなどの関連書物にも目を通していただければ、驚くべき世界があなたの目の前に広がります。久保田麻琴
沖縄は宮古島に眠る“音の金塊”を遂に発掘!! こんなにレアでこんなに親しみ深い音が、この日本列島にまだあったとは!! ブルーアジアの旅は、まだまだ続く。久保田麻琴の100曲にも及ぶフィールド録音と超レアなアナログ盤発掘が、ジャンルを高飛びする名作創造に繋がった。
旅する音楽家、久保田麻琴が日本列島最後の音楽秘境、沖縄は宮古島に辿り着いた!! 宮古島とその周辺の島々、そこに何世紀も伝わる神歌や古謡。久保田麻琴とブルー・アジアは、クールでラウンジーに、あるいはブルージーに、ドープなリズム・トリートメントで、それらの魔法の唄達を蘇生させる。喜納昌吉を本土に紹介してから約40年、沖縄を通り過ぎて八重山でもなく、久保田麻琴の耳は宮古島に釘付けとなった。ロックでもなくポップスでもない。それは偶然出会った神歌や古謡だった。
久保田が何より魅かれたのは、何世紀もの風がさっと吹くような魔術的なメロディーと、それをこともなげに唄う唄者たちの存在だった。2007年秋より幾度もの島訪問で、宮古のみならず近辺の伊良部島、多良間島、池間島などの古謡を出来るだけフィールド録音で収集した。その神話的な内容、日本の上古代につながる語彙や言い回しなどの理由で、学術的にも非常に重要な位置にある宮古の神歌と古謡を、ブルー・アジアは今回世界に向けてモダンにリアレンジする。
本作は宮古でも途絶えようとしている古謡という音楽遺産をブルー・アジアの手法でアーカイブ化する強力な企画である。その響きは世界のルーツ音楽の偉大なミッシングリンクであり、琉球のブルースとしてロックやポップスにも影響をもたらして行くことになるだろう。