ホウェン・シングス・ワー・ストレンジ - ライヴ・フロム・ザ・コロシアム、シアトル1970 When Things Were Strange - Live From The Coliseum, Seattle 1970
- アーティスト
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ザ・ドアーズThe Doors
- レーベル
- ヴィヴィド・サウンド
- 商品区分
- CD
- 発売日
- 2022/06/15
- 品番
- VSCD4522
- 税込価格
- 2,530円
- ジャンル
- バーコード
ジム・モリソンにとって最後のツアーとなった『MORRISON HOTEL』のツアーからの、珍しいカヴァー曲などを含んだFM放送用音源!
楽曲リスト
DISC1
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1. Hitler (Poem)
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2. Road House Blues
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3. Back Door Man
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4. When The Music’s Over
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5. People Get Ready / Baby Please Don’t Go
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6. Mystery Train / Crossroads
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7. Break On Through
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8. Someday Soon
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9. Five To One
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10. Petition The Lord With Prayer
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11. Light My Fire
69年のドアーズは、シングルヒットや音楽的実験を大成させたアルバムなどの成果があった一方で、ジム・モリソンはライヴで陰部を露出したり、飛行機内で騒ぎを起こして逮捕されたりと、次々にトラブルを起こし、ライヴがキャンセルされるなど、活動にも支障が出るようになっていく。そんな中で5枚目のアルバム『MORRISON HOTEL』を70年2月にリリース。ブラスなどを取り入れた前作『Soft Parade』(69年)とは打って変わって、ブルージーでR&B的な要素も取り入れた原点回帰的な作品となった。シングルヒットは出なかったものの、アルバムとしての評価は高く、チャートでも全米4位にランクされた。このライヴ音源は、その『MORRISON HOTEL』のプロモーション・ツアー、"ROADHOUSE BLUES TOUR"からのもので、70年6月5日にシアトルのCenter Coliseumで収録されたFM放送用の音源だ。このツアーではこれまでの行いから保守的な南部ではライヴを行うことができず、キャンセルされる公演もあったという。そういった事情もあってか、ツアーは散発的なもので、1月17日に始まり8月29日に終わるまで、25本に止まった。新作のツアーだというのに新曲が少なく、古めの曲やロックンロールやR&Bのカヴァー曲が多いのは、モリソンが裁判で落ち込んでおり、リハーサルが十分じゃなかったなどの理由があったようだ。その反面、レアな楽曲が多めに収録されており、前述のカヴァーのほか、「Someday Soon」のようなオリジナル・アルバムに未収録の曲も演奏されている。そして、この年の12月に行った2本のライヴがモリソンにとって最後のライヴとなった。