プティン・オン・ザ・リッツ - ライヴ・アット・ザ・リッツ、ニューヨーク・シティ 1981 Puttin’ On The Ritz - Live At The Ritz, New York City 1981
- アーティスト
- フランク・ザッパ
- レーベル
- ヴィヴィド・サウンド
- 商品区分
- 2CD
- 発売日
- 2022/06/15
- 品番
- VSCD4523/4
- 税込価格
- 3,080円
- ジャンル
- バーコード
楽曲リスト
DISC1
-
1. Treacherous Cretins
-
2. Montana
-
3. Easy Meat
-
4. You Are What You Is
-
5. Mudd Club
-
6. The Meek Shall Inherit Nothing
-
7. Dumb All Over
-
8. Heavenly Bank Account
-
9. Suicide Chump
-
10. Jumbo Go Away
-
11. Envelopes
-
12. Drowning Witch
-
13. What's New In Baltimore?
-
14. M?ggio
-
15. Bamboozled By Love
-
16. Sinister Footwear
DISC2
-
1. Stevie's Spanking
-
2. Cocaine Decisions
-
3. Nig Biz
-
4. Doreen
-
5. Goblin Girl
-
6. Black Page #2
-
7. Tryin' To Grow A Chin
-
8. Strictly Genteel
-
9. Clowns On Velvet
-
10. Ride Like The Wind
-
11. Zoot Allures
-
12. This Is My Story
-
13. Whipping Post
-
14. Watermelon In Easter Hay
スティーヴ・ヴァイがザッパの採譜係として働いていたことはよく知られるところだろう。ヴァイは18歳だった78年にザッパに「Black Page」の譜面と自らの演奏のテープを送り、採譜係として採用される。そして、80年からギタリストとしてバンドに加入し、83年までザッパ・バンドに在籍する。これは81年11月17日、ニューヨーク・イーストヴィレッジのTHE RITZでのライヴを収録し、WLIR-FMで放送したもので、その内容や音質の良さから、ファンには昔から有名な録音だ。この時期のライヴ音源は、80年代半ば頃までいろんな作品に使われているものの、まとまった形で作品になっているものは少なく、そういった意味でも貴重な録音だ。AORの時代を意識したのか、クリストファー・クロス「風立ちぬ」という選曲や、観客からリクエストされたというオールマン・ブラザーズ・バンド「Whipping Post」といった意外なカヴァー曲もあり。その「風立ちぬ」と「Clowns On Velvet」には、ゲストでアル・ディ・メオラ(g)が参加し、凄まじいフル・ピッキングを聴かせてくれている。「Stevie's Spanking」ではヴァイによる長尺のソロも聴ける。チャド・ワッカーマン(ds)、バンドの中核的な存在になるスコット・チュニス(b)、エド・マン(per)、ボビー・マーティン(key, sax)ら、ザッパ・バンドに長らく貢献することになるメンバーが参加。80年は140本以上、81年は70本とライヴをたくさんこなしていた時期の演奏でもあり、バンドも非常にこなれている。マニアには若干手堅く感じるかもしれないが、ザッパの音楽は難しいと思っている人には、よくわからんけどすげぇ~と楽しめるライヴだ!