ザ・マフィン・マン・ゴーズ・トゥー・カレッジ 1975 The Muffin Man Goes To College 1975
- アーティスト
-
フランク・ザッパ&キャプテン・ビーフハ―トFrank Zappa & Captain Beefheart
- レーベル
- ヴィヴィド・サウンド
- 商品区分
- 2CD
- 発売日
- 2022/06/15
- 品番
- VSCD4525/6
- 税込価格
- 3,080円
- ジャンル
- バーコード
ザッパとビーフハートが共演した75年の『Bongo Fury』のツアーからの良質音源!ヘヴィなグルーヴに支配されたザッパ流レア・グルーヴ!
楽曲リスト
DISC1
-
1. Improvisations
-
2. Camarillo Brillo
-
3. Muffin Man
-
4. Stink-Foot
-
5. I'm Not Satisfied
-
6. Carolina Hardcore Ecstasy
-
7. The Velvet Sunrise
-
8. Pound For A Brown
-
9. The Torture Never Stops
DISC2
-
1. Montana
-
2. Improvisations (Incl. Chariot, Moon Trek)
-
3. Sam With The Showing Scalp Flat Top
-
4. Penguin In Bondage
-
5. Poofter's Froth Wyoming Plans Ahead
-
6. Echidna's Arf (Of You)
-
7. Drum Solo
-
8. Advance Romance
-
9. Encore Break
-
10. Willie The Pimp
高校の同級生という因縁浅からぬ仲であるザッパとビーフハート。ビーフハートが客演したザッパの『Hot Rats』(69年)と、同年にキャプテン・ビーフハート&マジックバンドがリリースした、ロック史上最大の問題作『Trout Mask Replica』をザッパがプロデュースしたり、そもそも、キャプテン・ビーフハートという名前はザッパが名付け親だったりする。そんな二人が袂を分かつ原因となったのが、この75年のUSツアーだった。バンドメンバー全員に去られて活動ができなくなったビーフハートはザッパの助けを借りることになるが、せっかくのツアーも、真面目にやらないビーフハートにザッパが激怒。ツアー終了後には金銭問題などでレーベルを含めて裁判に発展し、ザッパはビーフハートを生涯許さなかった。このライヴは『Bongo Fury』の元となったライヴの1ヶ月前、1975年4月26日にロードアイランド州プロヴィデンス大学のALUMNI HALLで行われたもの。ザッパにしては珍しく、ブルージーでヘヴィなグルーヴを持った演奏が続くのは、熱心なザッパ・ファンからしてみれば単調に感じるのかもしれない。しかし、レア・グルーヴ的でありながら、当然のように演奏には不協和音のような何かが混ざっており、どこかヘン。この時のメンバーには、ジョージ・デューク(key)とテリー・ボジオ(ds)がおり、トロンボーンはこの後マジックバンドに加入するブルース・ファウラーがいる。そこにビーフハートのハウリン・ウルフ直系のダミ声ヴォーカルとブルースハープが乗る。収録曲は当然ながら『Bongo Fury』に入る曲が多め。なんだかんだで、このメンバーで平均的な作品になるわけがないのだ。