ファー・フロム・ザ・ビーチ 1984 Far From The Beach 1984
- アーティスト
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ザ・ニッティー・グリッティー・ダート・バンドThe Nitty Gritty Dirt Band
- レーベル
- ヴィヴィド・サウンド
- 商品区分
- 2CD
- 発売日
- 2022/07/20
- 品番
- VSCD4527/8
- 税込価格
- 3,080円
- ジャンル
- バーコード
カントリー・ロックの古参バンドが80年代の大ブレイク前夜に行ったキャリアを横断したベストヒット的なライヴをFM放送用音源でリリース!
楽曲リスト
DISC1
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1. Cosmic Cowboy
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2. The Moon Just Turned Blue
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3. Dance Little Jean
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4. Let's Make A Little Magic
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5. Shot Full Of Love
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6. American Dream
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7. Rippling Waters
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8. Teardrops In My Eyes
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9. Rocky Top
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10. Mr. Bojangles
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11. I. Runaway, II. Rave On, III. The Weight, IV. Will The Circle Be Unbroken
DISC2
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1. Heartaches And Heartaches
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2. Joshua
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3. Help Me Make It Through The Yard (Help Me Make It Through The Night)
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4. Way Downtown
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5. Bowlegs
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6. Randy Lynn Rag
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7. Face On The Factory Floor
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8. Long Hard Road (The Sharecropper's Dream)
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9. I. Shelly's Blues (Back At Beckers), II. All I Have To Do Is Dream
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10. House At Poo Corner
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11. Diggy Liggy Lo
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12. Jamaica Lady
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13. High Horse
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14. I. Surfin' USA, II. Don't You Get Sand In It
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15. I. Bayou Jubilee, II. Battle Of New Orleans
バーズと並んでカントリー・ロックのオリジネイター的な古参バンドが、80年代にキャリアの全盛期を迎えようとしていた前夜の傑作ライヴ! ニッティ・グリッティ・ダート・バンドは、現在もバンドの中心的存在であるジェフ・ハンナとブルース・カンケル(初期のみで脱退)によって、ジャグバンドとして65年にカリフォルニアのロングビーチで結成。デビュー前の66年にはジャクソン・ブラウンが参加していた。メンバー全員がマルチプレイヤーで、曲ごとに楽器を持ち替えながら演奏することでも知られており、そういったヴァーサタイルな一面があったからか、時代ごとに柔軟に音を変えていった。70年代にはジャグやブルーグラスなどのルーツ色を残しながらもカントリー・ロック的なスタイルに移行。76~81年の間は"The Dirt Band"と名前を短縮して活動した。80年代になるとサウンドは洗練されていき、時にはシンセやリンドラムなども取り入れながらメインストリーム化していった。また、多くのシンガー・ソングライターの楽曲を採り上げたことでも知られている。
そんなキャリアの長いバンドがヒットメーカーとなったのは80年代も半ばに差し掛かった頃。83年に「Shot Full Of Love」と「Dance Little Dean」がカントリー・チャートでヒットしてから、80年代いっぱいまで怒涛のヒット攻勢が続いていくわけだが、このライヴは、84年に入って「Long Hard Road」がカントリー・チャートで初のナンバー1になるという直前の勢いに乗った時期のものだ。シングル曲を多めにキャリア全般から満遍なく選曲された、ベストヒット・ライヴと呼びたい内容で、音質が良いのも嬉しい。