パニック・オン・ザ・ストリート・オブ・ロンドン - ライヴ・アット・ザ・パレーディアム 1986 Panic On The Streets Of London- Live At The Palladium 1986
- アーティスト
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ザ・スミスThe Smiths
- レーベル
- ヴィヴィド・サウンド
- 商品区分
- 2CD
- 発売日
- 2022/08/17
- 品番
- VSCD4541/2
- 税込価格
- 3,080円
- ジャンル
- バーコード
86年の名盤『The Queen Is Dead』のツアーから、後にライヴ盤『Rank』となった公演の3日後の演奏をフル収録!
楽曲リスト
DISC1
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1. The Queen Is Dead
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2. Panic
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3. I Want The One I Can't Have
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4. Vicar In A Tutu
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5. There Is A Light That Never Goes Out
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6. Ask
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7. Rusholme Ruffians
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8. Shakespeare's Sister
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9. Frankly, Mr. Shankly
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10. The Boy With The Thorn In His Side
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11. What She Said (with Rubber Ring intro and outro)
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12. Is It Really So Strange?
DISC2
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1. Cemetry Gates
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2. London
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3. Meat Is Murder
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4. I Know It's Over
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5. The Draize Train
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6. How Soon Is Now?
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7. Still Ill
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8. Bigmouth Strikes Again
ザ・スミスにとって、オフィシャルでは唯一のライヴ盤『Rank』(88年)は、86年10月23日にロンドン、キルバーンのナショナル・ボールルーム公演を収録したものだが、このライヴは24日のブリクストン・アカデミー公演を挟んで、その3日後である10月26日、ロンドン・パラディウムでの演奏をフル収録したものだ。86年と言えば、ザ・スミスの最高傑作であり、ブリティッシュ・ロックの歴史の中でもかなり上位に入るであろう名盤『The Queen Is Dead』をリリースした年。その評価とは裏腹に、アメリカ進出がうまくいかなかったり、ベースのアンディ・ルークがドラッグ問題で解雇~復帰と、バンドは様々な問題を抱えており、疲れ切っていた。そんな中、ルークの代役として加入したクレイグ・ギャノンは、ルークが復帰してからもベースからリズム・ギターに楽器を持ち替えてバンドに残っており、86年のツアーはツイン・ギターによる5人体制になっていた。ここでも、曲によってはなかなか効果的な2本のギターによるアンサンブルが聴かれる。嬉しいのは、『Rank』ではカットされていた、ファンからの支持が厚い名曲「There Is A Light That Never Goes Out」が聴けること。そう、『Rank』は当日のセットリストから6曲がオミットされていたので、10月23日のセットリストから1曲を入れ替えただけのこの10月26日のライヴは、『Rank』の擬似フル・コンサート版として楽しむことも可能だ。音質に多少難があるのは残念だが、インディー・ロック・ファンならば、そういったところも含めて楽しむ耳を持っていると思う。実力派のライヴ・バンドであるザ・スミスの魅力がよく伝わるはずだ。