コンフェッション・ダウン・アンダー 1986 Confessions Down Under 1986

アーティスト
ボブ・ディラン・ウィズ・トム・ぺティ
Bob Dylan with Tom Petty
レーベル
ヴィヴィド・サウンド
商品区分
2CD
発売日
2022/09/21
品番
VSCD4543/4
税込価格
3,080円
ジャンル
バーコード
4540399321578
※ 先頭3桁が「200」の場合は非JANコード(転用不可)
"ファーム・エイド"をきっかけに実現した、トム・ペティ&ハートブレイカーズをバックに従えた、80年代半ばのロックなディランのライヴ!

楽曲リスト

DISC1

  • 1. Justine (Don Harris/Dewy Terry)
  • 2. All Along The Watchtower
  • 3. Positively 4th Street
  • 4. Clean Cut Kid
  • 5. I’ll Remember You
  • 6. Trust Yourself
  • 7. That Lucky Old Sun (Gillespie/ Smith)
  • 8. Masters of War
  • 9. Bye Bye Johnny [Petty]
  • 10. Straight Into Darkness [Petty]
  • 11. A Hard Rain’s A-Gonna Fall (acoustic - Dylan solo)
  • 12. Girl Of the North Country (acoustic - Dylan solo)
  • 13. It’s Alright, Ma (I’m Only Bleeding) (acoustic - Dylan solo)
  • 14. I Forgot More Than You’ll Ever Know
  • 15. Just Like a Woman
  • 16. I’m Moving On (Hank Snow)

DISC2

  • 1. Lenny Bruce
  • 2. When the Night Comes Falling From the Sky
  • 3. Lonesome Town
  • 4. Ballad of a Thin Man
  • 5. So You Wanna Be a Rock-n-Roll Star [Petty]
  • 6. Refugee [Petty]
  • 7. Rainy Day Women #12 & 35
  • 8. Seeing the Real You at Last
  • 9. Across the Borderline (Cooder/Hiatt)
  • 10. I And I
  • 11. Like a Rolling Stone
  • 12. In the Garden
  • 13. Blowin’ in the Wind
  • 14. Uranium Rock (Warren Smith)
  • 15. Knockin’ On Heaven’s Door

ボブ・ディランとトム・ペティといえば、真っ先に思い浮かべるのがトラヴェリング・ウィルベリーズ。それに先駆けること2年。86年に行われた"True Confessions Tour"で、両者は北アメリカとオセアニア、そして日本を巡る60本のツアーを一緒に行っている。しかも、ダブル・ヘッドライナーによるジョイントなどではなく、ディランのバックをハートブレイカーズが務めるというものだった。前年の85年に、"ファーム・エイド"で共演したことがきっかけになり、ツアーへと発展したようで、それがこのスペシャルな編成を可能にした。この音源は、そのダウンアンダー・レッグの終盤、86年2月24日に、オーストラリア・シドニーのエンタテインメント・センターでのライヴを収録したものだ。80年代初頭のゴスペル期を経たディランは、作品を重ねるも調子が上がらない時期。対して、トム・ペティはアルバムが3作連続でビルボードの1ケタ台にランクされるなど絶好調。それに対してディランのいじけた発言もあったようだが、なかなかどうして、堂々としたパフォーマンスを聴かせている。ディランはこのツアーの前にリリースされた『Empire Burlesque』(85年)からの新曲を5曲も演奏しており、後のツアーでは一度も演奏したことがない楽曲もあるだけに、なかなかレアだ。また、カヴァー曲も多く、ドン&デューイの「Justine」、ハンク・スノウ「I'm Moving On」、レイ・チャールズで有名な「That Lucky Old Sun」、さらにライ・クーダー「Across The Borderline」なんて曲もやっている。ディランにとってはチャート方面では暗黒期だが、ライヴはやはりすごい。80年代型ロックなディランもいい。