行雲流水
- アーティスト
- 浮浪雲
- レーベル
- ホープヒルズエンタテインメント
- 商品区分
- CD
- 発売日
- 2022/11/13
- 品番
- HHE0008
- 税込価格
- 1,980円
- ジャンル
- バーコード
昨今の、枝葉を切り揃えたこじんまりした音楽がお好みの諸兄は聴かんでよろし!音の向こうに呼吸感の感じられる力強いRock&Bluesがお好みなら、絶対のオススメ。レコーディングはほとんど一発録りの雰囲気。けっこう際どいところを切り込んでくる、ぶるうまんSUMIOのギター。相変わらず豪速球で胸元に食い込んでくるミッキーヤマモトのベース。いつも微笑みを絶やさないドラムの須貝直人。バンド全体のリズムをピシッと引き締めてくれる。そんな3人がちょっとだけ真剣勝負で作り上げたニューアルバム『行雲流水』。ぜひ
楽曲リスト
DISC1
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1. この道を行けば <ミッキーヤマモト>
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2. 夏の夢枕 <ミッキーヤマモト>
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3. 雨雲の向こう <ミッキーヤマモト>
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4. 幻影の海 <ぶるうまん>
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5. 八方ふさがり <ぶるうまん>
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6. I'm a gambler blues <ミッキーヤマモト>
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7. 寝ても覚めても <ぶるうまん>
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8. 一人寝 <ミッキーヤマモト>
まさに“時代おくれ”ってカンジで出来上がってきた、浮浪雲の1stアルバム『行雲流水』。何が時代おくれって、とにかくサウンドを全体にキレイにまとめようなんて気はさらさらない。3人の感性が向く方向に一瞬にして進んでいく。だからひとつの曲を録音するたびに、少しずつニュアンスが変わってくるわけ。しかしそれでサウンドがちゃんと整ってくるんだから、さすが年季の入ったミュージシャンというべきか。だから、どのテイクを採用するかは、曲の“出来”ではなく、3人の“好み”なのだ。その昔、ROCK全盛期はみんなそういうレコーディングをして、オリジナリティを競ってきたんだよね。今はそんなミュージシャン、ほんとに少なくなってきた。だから浮浪雲みたいなバンドの存在は貴重なんだよね。曲は、ミュージシャン人生の悲哀を歌にした、mickeyの笑えるブルース「I'm a gambler blues」や、レコーディング当日に初めて譜面を渡され、しかもその1stテイクをそのまま採用したスリル満点のsumioの「幻影の海」など、じつにバラエティに富んだ全8曲を収録。音の一個一個にまで息遣いが感じられる、手応えのある一枚だ。