ホワット・ドゥ―・ウィー・ゲット- ジョン・ピール・セッションズ 1977-1979 What Do We Get - John Peel Sessions 1977-1979
- アーティスト
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ザ・ バズコックスThe Buzzcocks
- レーベル
- ヴィヴィド・サウンド
- 商品区分
- CD
- 発売日
- 2022/12/21
- 品番
- VSCD4554
- 税込価格
- 2,750円
- ジャンル
- バーコード
楽曲リスト
DISC1
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1. Fast Cars
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2. Pulse Beat
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3. What Do I Get
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4. Noise Annoys
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5. Walking Distance
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6. Late For The Train
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7. Promises
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8. Lipstick
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9. Everybody’s Happy Nowadays
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10. Again
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11. I Don’t Know What To Do With My Life
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12. Mad Mad Judy
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13. Hollow Inside
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14. E.S.P.
初期パンクの中でも、パンクのD.I.Y.精神を最も体現していたバンドとしてリスペクトされているのがバズコックスだ。マンチェスター郊外のボルトンで結成。中心人物であるハワード・ディヴォート(vo)とピート・シェリー(g)が76年にロンドンで見たセックス・ピストルズのライヴに感銘を受け、同年6月に彼らをマンチェスターに招聘する。このライヴには40人にも満たない観客の中に、このライヴを見てバンドを結成したジョイ・ディヴィジョンのピーター・フックやバーナード・サムナー、まだ17歳だったモリッシー、ファクトリーを興すトニー・ウィルソンなど、後にUKシーンを背負って立つことになる人物が多数いたことが知られ、マンチェスター・シーン勃興のきっかけを作った。その翌月である76年7月に、ピストルズ再度のマンチェスターでのライヴの際に、ジョン・マー(ds)とスティーヴ・ディグル(b)を加えた編成で出演。バズコックスとしてデビューを果たした。その年末にはレコーディングを行い、77年1月にレコード・デビュー。自主レーベルを興してのリリースという点で、ここにもD.I.Y.精神が見てとれる。78年のアルバム・デビュー時にはディヴォートは脱退しており、シェリーがヴォーカルを兼ねることになるが、そのヴォーカルにパンク的な攻撃性が少なかったこともあって、後にパワーポップ的な立ち位置でも評価されることなった。このBBC録音は、77年から79年の間に計4回行われたジョン・ピールの番組に出演したときの録音をまとめたものだ。いわゆる代表曲的な有名曲は少なめではあるが、生々しい演奏の中に、ピート・シェリーの持つポップ性がハッキリと感じ取れる。
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