メニー・ティアーズ・アンド・ア・ブリック1983 Many Tears And A Brick 1983
- アーティスト
- U2
- レーベル
- ヴィヴィド・サウンド
- 商品区分
- CD
- 発売日
- 2023/03/15
- 品番
- VSCD4569
- 税込価格
- 2,750円
- ジャンル
- バーコード
楽曲リスト
DISC1
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1. Gloria
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2. I Threw A Brick Through A Window
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3. A Day Without Me
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4. A Cat Dubh/ Into The Heart
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5. New Years Day
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6. Surrender
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7. Two Hearts Beat As One
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8. Sunday Bloody Sunday
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9. Cry/The Electric Co.
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10. I Will Follow
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11. 40
U2のブレイクスルーとなったアルバム、『WAR(闘)』リリース後のライヴ音源を発掘。1983年5月30日、カルフォルニア州サン・ベルナルディーノのグレン・ヘレン・レジオナル・パークで行われた"US Festival"に出演したときの音源だ。5月の最終月曜日であるメモリアル・デイ(戦没者追悼記念日)に合わせて行われたイベントで、4日間をジャンルごとに分けて行われ、U2はニューウェイヴの日ではなくロックの日に出演したというところからも、彼らが一皮向けた大きな存在になっていることが読み取れるようだ。この年のU2の活動には、どこかドラマティックとでも言いたくなるような、見事な上昇気流が吹いていた。82年の12月に"Pre-War Tour"と名付けられた英国~ヨーロッパ・ツアーに出ると、83年の1月10日にシングルとしてリリースされた「New Years Day」がヨーロッパのチャートを席巻し、UKチャートで初のトップ10入り。2月28日には3rdアルバム『WAR(闘)』がリリースされ、初の全英1位を記録。しかも(翌週には抜き返されたとはいえ)あのマイケル・ジャクソンの『Thriller』を蹴落としての1位だった。そして、アルバムからの3枚目のシングルとしてリリースされた「Sunday Bloody Sunday」。計100万人を動員したと言われるこのフェスティヴァルで、ボノは大観衆を前にアイルランドの国旗を手にするシーンもあるなど、非常に熱いパフォーマンスを繰り広げた。この年のライヴのハイライトの1つと言ってもいいだろう。ボノの中ではこの年で初期のU2は一段落したようで、始まりの終わりを記録した場面の1つとして記憶に残しておきたいライヴだ。
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