ヴィジランテ・マン’74 - エベッツ・フィールド、デンバー、コロラド1974 Vigilante Man '74 - Ebbet's Field, Denver CO 1974
- アーティスト
-
ライ・クーダーRY COODER
- レーベル
- ヴィヴィド・サウンド
- 商品区分
- CD
- 発売日
- 2023/05/17
- 品番
- VSCD4579
- 税込価格
- 2,750円
- ジャンル
- バーコード
ライ・クーダーが穏やかな空気の中アコギやマンドリンで実に味わい深く弾き語る、ファンの間でも名演として知られるソロ・ライヴ! 良質なライブ音源をセレクトするシリーズ、トレジャー・アーク!
楽曲リスト
DISC1
-
1. Too Tight This Rag of Mine
-
2. You've Been Doing Something Wrong
-
3. Blind Man Messed Up By Tear Gas
-
4. Instrumental
-
5. How Can a Poor Man Stand Such Times and Live
-
6. Slow Consumption
-
7. Forget That Folding Bridge
-
8. Fool for a Cigarette / Feelin' Good
-
9. Crazy 'Bout an Automobile
-
10. Feelin' Like a Submarine (Kentucky Blues)
-
11. Don't Take Everybody to Be a Friend
-
12. The Tattler
-
13. One Meat Ball
-
14. Preacher
-
15. Vigilante Man
1974年5月20日、4枚目のアルバム『パラダイス・ランチ』をリリースする直前だったライ・クーダーが、デンバー・エベッツ・フィールドのわずか200人しか収容できない会場で行ったアコースティックの弾き語りライヴ。元の音源はデンヴァーのロック専門局のKCUV FMが放送したもののようだが、それよりも以前の80年代初頭には日本のFM局でも放送されたことがあったようで、ファンの間では定番、そして名演中の名演とされている音源だ。
ライ・クーダーといえば何よりもスライドだと思う人は多いだろうが、当然のようにアコギやマンドリンのプレイも素晴らしい。アルバムの中にもライが一人だけで演奏したものがないわけではないが、全編を一人だけで演奏したものはないので、心ゆくまでライのギターを堪能したい人には、このライヴ音源は打って付けだろう。特筆すべきは、ここでしか聴けない楽曲が非常に多いことで、全体の半分以上はオリジナル・アルバムには収録されていない。ブラインド・ブレイクのカヴァーに始まり、ライが敬愛するスリーピー・ジョン・エステスやジョセフ・スペンスの曲を交えつつ、和やかな雰囲気でライヴは進んでいく。ライヴの定番曲でありつつ、この時点ではまだアルバムには収録されていなかったビリー・”ザ・キッド"・エマーソンの「Crazy 'Bout an Automobile」や、こちらも定番のウディ・ガスリー「Vigilante Man」などでは、アコギによる見事なスライドが聴ける。なお、12~15曲目は、エベッツ・フィールド公演の4日前にニューヨークのボトムラインで行った演奏をボーナス的に収録。こちらもライのソロによる素晴らしい演奏が聴ける。