シティズン・マック 1990 Citizen Mac 1990

アーティスト
フリートウッド・マック
Fleetwood Mac
レーベル
ヴィヴィド・サウンド
商品区分
2CD
発売日
2024/02/21
品番
VSCD4632/3
税込価格
3,410円
ジャンル
バーコード
4540399323275
※ 先頭3桁が「200」の場合は非JANコード(転用不可)
良質なライブ音源をセレクトするシリーズ、トレジャー・アーク!
90年の「Behind the Mask Tour」から、英国マンチェスター公演を収録。
ツイン・ギター編成によるライヴ・バンド然とした時代の熱いライヴ!

楽曲リスト

DISC1

  • 1. The Chain
  • 2. Dreams
  • 3. Isn't It Midnight
  • 4. Oh Well
  • 5. Rhiannon
  • 6. Stop Messin' Around
  • 7. Save Me
  • 8. Gold Dust Woman
  • 9. I Loved Another Woman
  • 10. Landslide
  • 11. World Turning

DISC2

  • 1. Band Intros
  • 2. Everywhere
  • 3. Stand On The Rock
  • 4. Little Lies
  • 5. Stand Back
  • 6. You Make Loving Fun
  • 7. Go Your Own Way
  • 8. Tear It Up
  • 9. Don't Stop
  • 10. More Band Intros

90年に行われた「Behind the Mask Tour」から、8月25日に英国マンチェスターのサッカー・スタジアム、メイン・ロードで行われたライヴをBBCの放送用音源でフル収録。
87年のアルバム『Tango In The Night』が大ヒット。4曲のシングル・ヒットも生まれたものの、ツアーに時間を取られること(とスティーヴィー・ニックスとの関係性)を嫌ったリンジー・バッキンガムが脱退。『Tango In The Night』のツアー(「Shake TheCage Tour」)は、リック・ヴィトーとビリー・バーネットという2人のギタリストが加入して行われた。のメンバー編成で作られたのが『Behind the Mask』(90年)だったが、バンドの音楽的頭脳ともいえるバッキンガムの不在が原因か、少しルーツ的な方向性
に舵を切った作品となった。そのツアーからの音源がこれだ。ツアーは90年3月23日にオーストラリアのブリスベンから始まり、2日間の日本公演を経て、5月の終わりから7月いっぱいまで北米を回り、8月の後半からヨーロッパを回った。そんな演奏もこなれた時期のライヴだ。アルバムの音楽性は賛否両論で、実際、セールス面も落ち込んだが、ツイン・ギター編成となったことで音に華やかさが増したし、バッキンガムと比べてかなり音数多く弾き倒すヴィトーのリード・ギターは、ライヴを盛り上げるための要素として大きな役割を担っている。セットリストは、なぜか新作の曲は少なめで、ヒット作からの曲を中心に構成。そんな中でピーター・グリーン時代のブルース曲が3曲も演奏されているのは、ギター中心の構成だからだろうか。今考えれば、ヒット曲と初期のブルース色が同時に楽しめる、美味しい時期と言えそうだ。

ディスコグラフィー