ウィズ・ア・リトル・ダッチ - イン・コンサート、アムステルダム 1972 With A Little Dutch - In Concert, Amsterdam 1972
- アーティスト
-
ポール・マッカートニー・アンド・ウィングスPaul McCartney And Wings
- レーベル
- ヴィヴィド・サウンド
- 商品区分
- 2CD
- 発売日
- 2024/10/16
- 品番
- VSCD4659/60
- 税込価格
- 3,410円
- ジャンル
- バーコード
楽曲リスト
DISC1
-
1. Introduction
-
2. Eat At Home
-
3. Smile Away
-
4. Bip Bop
-
5. Mumbo
-
6. 1882
-
7. I Would Only Smile
-
8. Give Ireland Back To The Irish
-
9. Blue Moon Of Kentucky
-
10. The Mess
DISC2
-
1. Best Friend
-
2. Soily
-
3. I Am Your Singer
-
4. Henry's Blues
-
5. Say You Don't Mind
-
6. Seaside Woman
-
7. Wild Life
-
8. My Love
-
9. Mary Had A Little Lamb
-
10. Maybe I'm Amazed
-
11. Hi Hi Hi
-
12. Long Tall Sally
初期のウィングスが72年に行なった〈Wings Over Europe Tour〉から、ツアーの終盤である8月20日にオランダ・アムステルダムのコンセルトゲボウで行われたライヴをフルサイズで収録!ポール、リンダ、デニー・レインにデニー・シーウェルというメンバーで始動したウィングスは、71年12月にウィングス名義のアルバム『Wild Life』をリリース。ギターにヘンリー・マックロウが加入して5人組になると、72年の2月に大学を回る小規模のツアーを実施する。それに続いて行われたのが、72年の7月にスタートした〈Wings Over Europe Tour〉で、8月の終わりまで、英国を避け、北欧を含むヨーロッパのみを回る25本ほどのツアーとなった。ビートルズが66年にライヴを止めて以降、ポールは通常のコンサートと呼べるものはほとんどやっていなかったはずで、その間にもビートルズ時代の30分程度の短いライヴから長時間のものへとライヴの在り方が変化。さらに、バンドのオリジナルのレパートリーはまだ少なく、ビートルズの曲を頑なに演奏しなかったことから、カヴァー曲なども交えながらセットリストを埋めている。だからこそこの時期にはレア曲も多く、熱心なマニアの興味の対象になっている。ビートルズ以降のポールは常に評論家から酷評を受けていたが、チャート・アクションは必ずしも悪くなく(ただし、ポールの名前を外した『Wild Life』は少し伸び悩んだ)、この音源で聴けるオーディエンスの反応を見ても、なんだかんだでかなり熱い反応があったことがわかる。一方で録音の質がいいものはあまり残されていないのが残念だが、この時期ならではのプリミティブな魅力が伝わるはずだ。
『Red Rose Speedway』レコーディング中の時期に行われた、ウィングスの2回目のツアーから、72年8月20日のオランダ・アムステルダム公演を収録!