アドビ・ホーム ADOBE HOME
- アーティスト
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ジェフ・ラーソンJEFF LARSON
- レーベル
- ヴィヴィド・サウンド
- 商品区分
- CD
- 発売日
- 2024/11/20
- 品番
- VSCD3242
- 税込価格
- 2,860円
- ジャンル
- サブジャンル
- SSW
- バーコード
楽曲リスト
DISC1
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1. Adobe Home
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2. Something Of A Dream
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3. Pretty Soon
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4. Hold Inside
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5. This Summer
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6. The Name Of The Song
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7. She Comes Around
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8. Better Part Of The Morning
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9. You Can Fly
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10. Even Though
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11. Week Of Rain
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12. A Matter Of Time
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13. Santa Ana Sunset
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14. Raining In My Heart(日本版限定DLコード特典)
『CLOSE CIRCLE』の後は、アルバム制作の予定はなかったこともあり、次第にオーディオ・プロダクション側の仕事をするようになっていた。ジェリー・ベックリーからソロのアーカイヴの仕事を頼まれ、それが発展してアメリカのアーカイヴァーになっていった。一方で新規レコーディングでは、共作、バック・コーラス、録音、コー・プロデュースを引き受けてきた。
そこへコロナ・パンデミックが大きなファクターとなり、1週間に1曲書いてレコーディングするというルーティンをスタートさせたことで、自分がリセットされたのだそうだ。そして、それは偶然、近年はオーストラリアで過ごすことが多い、このアルバムのコープロデューサーのジェリー・ベックリーにとっても、同様に良いキッカケになり、スタジオへ戻り、曲を書いて完成させる生活に戻ったことで、アルバム製作の基礎が築き上げられ始めたのだった。ジェフが初めて作曲し始めた頃は、純粋に音楽のクオリティだけを追い求め、ビジネスには捕らわれていなかった。そうした初心を取り戻したのだ。同時に新しい挑戦に臨んだことも、大きな喜びに繋がったそうだ。
ジェフは、2020年にカリフォルニア州のサンディエゴ界隈に引っ越して、カリフォルニアの初期の牧場スタイルを守っているカリーヨ・ランチ保護地区のすぐ隣に住むことになった。そのシンボルがレンガ造りの家『ADOBE HOME』で、このアルバムのタイトル。
このアルバムのコンセプトは、過去の楽曲のスタイルと新しい方向性を融合させようとしたもの。アルバムの半分ほどは、“アメリカーナ”と言えるかも知れないが、そこからはパワー・ポップ、ジャズ、ボサノヴァ等などへ広く展開している。収録曲はパンデミック中にジェフが書いて録音した30数曲から選ばれ、多くの友人たちとのコラボレーションを含まれている。その友人たちとは、ジェリー・ベックリーを筆頭に、元ファウンテンズ・オブ・ウェインのドラマーのフライアン・ヤング、ロバート・ラムやジェイソン・シェフなどシカゴ(グループ)周辺の連中、そしてもう一人、新たにジェフ作品にクレジットされたのが、伝説的シンガー・ソングライターであるジャック・テンプチン。イーグルスに<Peaceful Easy Feeling>や<Already Gone>を提供したのを始め、80年代はグレン・フライの作曲パートナーとして、多くの曲を続々チャート上位に送り込んだ男である。
ジェフにとってのこれまでの集大成であり、彼のソロ・アーティストとしての新な道標と言えるアルバム!
ジェフの良きパートナーだった、今は亡きジェフリー・フォスケットとの最後の収録曲「レイニング・イン・マイ・ハート」が日本国内仕様盤特典のダウンロード音源となっています。