
ライヴ・イン・ハワイ ‘75 Live In Hawaii ‘75
- アーティスト
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ジェフ・ベックJeff Beck
- レーベル
- STRAIGHT MUSIC
- 商品区分
- CD
- 発売日
- 2025/05/21
- 品番
- VSCD4697
- 税込価格
- 2,750円
- ジャンル
- バーコード
楽曲リスト
DISC1
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1. Constipated Duck
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2. She's A Woman
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3. Freeway Jam
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4. Definitely Maybe
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5. Superstition
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6. Air Blower/Keyboard Solo
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7. 'Cause We've Ended As Lovers
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8. Power
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9. Got The Feeling
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10. You Know What I Mean
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11. Diamond Dust
1975年7月30日に行われた「伝説の」ハワイ公演を収録!なぜ伝説なのか。それは、今のようにインターネットがなかった頃、このハワイ公演が本当に行われたのか確認が取れなかったためだ。74年にベック・ボガート&アピスが空中分解すると、74年の10月頃からジョージ・マーティンのプロデュースのもと、ソロ名義で名盤『ブロウ・バイ・ブロウ』を制作。75年3月にリリースされた。クロスオーヴァー路線も取り入れたインスト作品としては、ビルボードで4位と異例の大ヒットとなり、4月の終わりからスタートしたツアーは断続的に北米を回り、7月まで続いた。その終盤、ベックは風邪をこじらせてしまい、1公演をキャンセル(7月27日のトロント公演と思われる)。その分、次の公演予定のハワイへ前乗りして、体調を回復させた。そして行われたのがこの7月30日のハワイでのホノルル・NBCアリーナ公演だったのだ。この時体調を回復したベックは絶好調だったのだが、調子に乗りすぎたのか、再び体調を崩してしまう。そして、次の行程が日本ツアー(内田裕也主催のワールド・ロック・フェスティヴァルへの出演)だったのだが、8月3日の初日の札幌では、ハワイで療養していたベック一人だけ到着が遅れ、会場ではベックの動向がアナウンスされるなどしたものの、何とか1時間遅れでショウがスタートしたという逸話が残っている。そんな調子だから、ハワイ公演が本当に行われたのか確信が持てなかったというわけだ。このハワイ公演は体調ボロボロのツアー終盤の中では圧倒的な好演で、ドラムにバーナード・パーディを迎え、アルバムとは違うファンキーなサウンドが楽しめる。ベック・ファンは必聴だ。
『ブロウ・バイ・ブロウ』のツアーの終盤に行われた、1975年7月30日のハワイ公演を収録!バーナード・パーディ参加のファンキーな名演!