THE SOUNDS FUR KLASTAR POINT
今作は、ドラムを個別のパーツごとに別々に録音するところからスタートし、ヴァイオリン、フルート、バリトン・サックスなどを担当したゲスト・ミュージシャンは曲の全体を知らないままに録音。後に大島がそれらの素材に編集・構築を加えてアルバム制作作業は進められた。 細かく刻まれた音素材が無数の点で絡み合い一つのベクトルに向かって進んでいくようでありながら、解体もしていくというパラドックスをはらみつつ、大島にしかなしえないような独特の世界観を提示していく。
simなどで見せる精密なリズム構築に時折温もりすら感じさせる人間味溢れる生楽器が組み込まれた幾何学的かつシュールな音風景。 ゲスト・ミュージシャンには、やくしまるえつこ、大谷能生、吉田隆一などが参加し、コンポーザーとしての大島の個性をよりクリアに浮かび上がらせている。 やくしまるえつこの声を極限にまで分解した『 e ko o e ga ku』は必聴!
放つ5年ぶりのソロ名義でのニューアルバムが遂に完成。やくしまるえつこ等豪華ゲストが参加!
細かく刻まれた粒子のような音素材が収縮と拡散を繰り返すパラドキシカルなイマジナリー・サウンド。あらゆる時空に響きを解き放つ渾身の最新作!!