Ｄｅｅｐ　Ｉｎ　Ａｍｅｒｉｃａ　＆　Ｌａｒｇｅｒ　Ｔｈａｎ　Ｌｉｆｅ　Ｖｏｌ．２

ジェイムズ・ハーマン、ロッド・ピアッザ、スモーキー・ウィルスンなど数多くのアルバムに参加し、70年代ウエストコースト・ブルースを支えた実力派セッション・ギタリスト、ハリウッド・ファッツ。彼がリーダ−として70年代に結成、活躍したのがハリウッド・ファッツ・バンドだ。メンバーは、アル･ブレイク（ハープ＆ヴォーカル）、フレッド・カプラン（ピアノ）、リチャード・イネス（ドラム）、ラリー・テイラー（ベース）といずれも百戦錬磨のブルース職人達。その後、残念ながら1986年にハリウッド･ファッツは亡くなり、残されたメンバーに若手実力派ギタリストのカーク･フレッチャーが加わり結成されたのがハリウッド・ブルー・フレイムスだ。2005年に『ソウル・サンクチュアリー』を、そして2006年にセカンド『ロード・トゥ・リオ』をリリース。このセカンドもトリビュートとしてハリウッド・ファッツ・バンドの未発表音源を収録した『ラージャー・ザン・ライフ』が付いた2枚組となっている。西海岸ブルース特有のスウィング感溢れるモダン・ブルースは好評でカーク･フレッチャーのギターもファンを喜ばせた。もちろんファッツの名演も。そして本作はセカンド・アルバムの続編として、さらにギターにジュニア・ワトソンを迎えパワーアップしたスタジオ新録アルバム『ディープ・イン・アメリカ』に、同じくファッツ･バンドの未発表ライブ音源を収録した『ラージャー・ザン・ライフ２』（最も絶頂期の1979年、1980年の未発表ライブ）が付いた豪華２枚組としてリリースされた！