ヒー・セッド・シー・セッド He Said - She Said

スー・フォーリーは、1968年カナダのオタワ出身。18歳で自らのバンドを率い、カナダをツアー。西海岸のハーモニカ・プレイヤー、マーク・ハメルと出会い、アメリカをツアーするうちに、テキサス、オースチンのアントンズ・レーベルに見出され1991年に念願のファースト・アルバムをリリース。テキサスを拠点にバディ・ガイ、アルバート・コリンズ、ジョニー・ウィンターなどと共演。その後、母国カナダへ戻り、シャナーチから数枚のアルバムを、またドイツのＲＵＦから「チェンジ」（2004）、「ニュー・ユーズド・カー」（2006）をリリース。ピーター・カープは、アラバマ出身で幼少期からアラバマ、ニュージャージーとを行き来する。10代で音楽活動を開始。90年代後半にはＮＹを中心にロードショー･バンドを率い活動。2004年にミック･テイラーをゲストに迎え、念願のソロ・デビュー・アルバム「ターニング･ポイント」をリリース。その後、2007年にブラインド・ピッグに移籍し「シャドウズ・アンド・クラックス」をリリース。今もナッシュビルとニュージャージーを行き来しており、彼の音楽性もそれに影響されてかブルース、カントリー、フォークと多様なスタイルを持っている。本作は、スーとピーターが出会ってから、この2年間に交わした手紙を元に彼らの共有する家族や音楽の悩みをテーマにオリジナル・ソングを共作して制作されたユニークな企画アルバム。