グレイス・アンド・メロディ Grace And Melody

1998年シカゴでブラック･クロウズのコンサートで出会った3人によって結成されたスワンプ系ブルース･ロック･バンド。メンバーはジェフ･マッセイ（ギター＆ヴォーカル）、トッド・ボワーズ（ベース）、ジョー・ウィンタース（ドラム）の３人。結成当初、ライブではロバート・ジョンソン、マディ･ウォータース、ジョン･リー･フッカーのカバー曲にオリジナルを織り交ぜた構成でプレイし、地元で人気となる。シカゴを中心に全米各地を回り、毎年120本を越えるライブでその実力を徐々に認められる。2000年に初のミニ･アルバム「ゴーイング・バック・ホーム」を2001年には初のフル･アルバム「ブラザー・トゥ・ザ・スネイク」をリリース。その後もコンスタントにアルバムをリリースし2008年制作の本作は4枚目に当たる。地元シカゴを始めアメリカ中南部のラジオ局でかなりのエアプレイを勝ち取り、またＴＶにも使用されその人気は不動のものに。シカゴ･ブルース･フェスティヴァルをはじめ数多くのフェスにも出演。またバディ･ガイ、タジ・マハール、バッド・カンパニー、ウィルコ、レオン・ラッセルなど、数え切れないミュージシャンとも共演（ガヴァメント・ミュールとは2010年4月現在、ともにツアーに回っている！）。本作のプロデュースは2007年のヨーロッパ･ツアーで共演し意気投合した元ブラック・クロウズのギタリスト、マーク･フォードが全面協力。結成のきっかけともなったブラック･クロウズのメンバーを迎えることができたことで、彼らには特別な意味があるアルバム。