ルルズ・バック・イン・タウン LULU'S BACK IN TOWN
- アーティスト
-
トン・ヴァン・バーゲイクTon Van Bergeyk
- レーベル
- BSMF RECORDS
- 商品区分
- CD
- 発売日
- 2010/12/24
- 品番
- BSMF4027
- 税込価格
- 2,619円
- ジャンル
- バーコード
SGGW (Stefan Grossman's Guitar Workshop)シリーズ27!1980年オリジナルのKICKING MULE音源のトン・ヴァン・バーゲイクのサード・ソロ・アルバムが初CD化。本作では、ビートルズやボズ・スキャッグスを初め、「ジョージア・オン・マイ・マインド」「クライ・ミー・ア・リヴァー」などポピュラーなスタンダードの名曲を見事なラグ・タイム・ギター・アレンジで聴かせる。PCで開くことのできるPDFファイルでTAB譜も収録。
1953年オランダに生まれたバーゲイクは14歳でギターを始める。ボブ・ディランに憧れハーモニカに熱を入れるも、ハイスクール時代にミシシッピ・ジョンハートを聴いて本格的にフィンガーピッキング・ギターへ開眼。そして、その後聴いたステファンのアルバム「Yazoo Basin Boogie」に影響を受けラグタイムのアレンジを始める。古い楽譜やレコードの音を頼りにスコット・ジョプリンやトム・ターピン、ジョゼフ・ラムなどの「ラグタイム・ピアノ」を次々に「ラグタイム・ギター」化していく。バーゲイクのアレンジはすべてラグタイムの様式美が根底にあり、本作ではまさにその路線でビートルズや数々のジャズスタンダードのアレンジを昇華させているも。またカントリーブルースへの造詣の深さも伺い知る事ができる。バーゲイクにとってギターはあくまでも“趣味”であり本業は理工学系のエンジニアだそうだ。近況としては残念なことに現在フィンガー・ピッカーとしてソロ活動はしておらず、地元のビッグバンドでリズムギターを担当しているそうである。