オン・コモン・グラウンド On Common Ground

ビル・ラズウェルは、1955年イリノイ州出身のベーシスト。70年代からマテリアル、マサカーなどのグループで活動。80年代からはハービー・ハンコック、ミック・ジャガーなどのプロデュースーでグラミーなど多くの賞を受賞。90年代以降もテクノ、ジャズ、ダブをミックスした実験的サウンドを探求している。マイク・ソプコは、オハイオ州出身のギタリスト。2003年にオークランドに移り、MCR、ゴールデン・メジャー、またドラマーのハミア・アトワルとのデュオで多くのアルバムをリリース。他にもロス・ロボス、デイブ・キング、ドッシュ、山木秀夫などのレコーディングやツアーにも参加。タイショーン・ソーリーは、1980年ニュージャージー出身のドラマー。大学で教鞭をとる傍ら、自身のリーダー作も2011年『Oblique-Ⅰ』など多数リリースし多くのジャズ誌でベスト・ドラマーに選出される実力派。また、ジョン・ゾーン、スティーブ・コールマンなど数えきれないアーティストのレコーディングにも参加している。本作は2015年にソプコ、ラズウェル、トーマス・プリジェンのトリオで発表したアルバムの延長線上にあると思われる。