歌が降りてくる２０１０

やまがたは1973年、16歳で自作曲「風に吹かれていこう」で日本コロムビア（現コロムビアミュージックエンタテインメント）からデビュー。当時、フォークギターをかかえた清楚でキュートな姿は男性ファンのハートをつかみ、フォークのアイドル的存在でもあった。 1978年にミュージシャンの井上鑑と結婚し、表立った活動からは引退。その後、彼女の作品はほとんどが廃盤ないし生産中止になっていたが、ファンの人気は根強く、旧譜の復刻を求める声は絶えなかった。そして2003年に完全な新譜の「歌が降りてくる」を発表し大好評を得る。歌声はいささかも衰えず、更に心に染み渡る。そして今回、自身の代表曲のひとつである「夏の光に」を含む2曲を新規録音し、リマスタリング、新ジャケットで「2010年盤」が発売される。