ガフ&ザ ラブ シュプリーム アーケストラ GAF & THE LOVE SUPREME ARKESTRA
- アーティスト
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ガフGAF
- レーベル
- biasRecords
- 商品区分
- CD
- 発売日
- 2013/01/24
- 品番
- BFCD02
- 税込価格
- 2,304円
- ジャンル
- サブジャンル
- rock,experimental,JAZZ,ambient,electronica
- バーコード
ヨーロッパ最先端エクスペ系バンド「GAF」の2枚目の日本流通となる今作は荒々しいエモーションを感じる意欲作だ。エレクトロニクスと生楽器とのバランスが秀逸だった前作と比べて、落ち着いた雰囲気は影を潜め、生のドラムが加わった事でメンバー各々のセンスが刺激され、目まぐるしく交錯している。とは言え、お家芸的なノイズシンセの使い所やベーシックな部分でのエレクトロ感は消え去っているわけではないところも伺える。インプロで撮り上げた曲も収録してあり、これを聞かずしてヨーロッパのエクスペシーンは語れない作品だ。
楽曲リスト
DISC1
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1. para el avion
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2. run champios run
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3. mont blanc
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4. shine
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5. impro 296
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6. decata na sunceto
GAFは幅広いスタイルが混じり合ったコズミックジャズの先駆者としてSun Ra , Alice Coltraneと対をなす、スペインを代表する重要なバンドである。Gastr del SolやSix Organs of Admittanceに代表される実験的なフォークバンドの雰囲気を継承しつつ、正確なテンポを要求されるクラウトロックに代表されるNeu!あるいはKraftwerkのようなモトリック・ビートからの影響やStereolab,Pramのようなミニマルポップ、またJohn Cage, Stockhausen,Ekkehard Ehlersなどのコンクレートミュージックからの影響も垣間見る事ができる。本アルバム「GAF & THE LOVE SUPREME ARKESTRA」は彼らが一番目まぐるしく動いていた時期にレコーディングされたもので、「ヨーロッパで一番音のでかいバンド」と言われるほどの狂気的なサウンドと自由奔放なスピリットを感じる事ができる。タイトルは”sun ra arkestra”と”john coltraneの「the love supreme」に由来する。